ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年09月29日

7位転落のドルトムント、チーム内では三者三様の課題を指摘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 土曜夕方より行われたヴェルダー・ブレーメン戦では2−2と痛み分けに終わり、これで公式戦3試合続けて未勝利となってしまった、ボルシア・ドルトムント。これにより順位表では7位にまで降格を喫しており、主将マルコ・ロイスは、プレー自体へと目を向けた。

 確かに前半では非常に良い戦いを演じているように見受けられたが「それを最後まで続けることができなかった」とコメント。特に後半でのパフォーマンスに不満を抱いており「3点目を取るんだという、一貫性に欠けてしまっていたように思う。それなら落ち着かせることもできただろうに」と指摘。その結果「パワー不足だった」と総括した。「決して良い試合ではなかった。何より勝利を収められなかったのだから」

 指揮官ルシアン・ファヴレ監督は「我々はいい戦いを見せてはいたのだ。チャンスは確かにあったし、試合を3−2にも、4−2にもして勝利を収めることも可能であっただろう」と、TV局スカイに対してコメント。「もっと良い試合にすることができたはずだった」のだが、そこで「抑えがきかずに、時に焦りもプレーの中で見受けられ、そのため多くのロストをおかす結果となったのだ」と説明している。


 ファヴレ監督の見方では、特にフィジカル面やアグレッシブさといった部分での不足があった訳ではなく、そのため守護神ロマン・ビュルキが「男らしい戦いぶりをみせていたわけではなかった」との発言には少し驚きを見せている。「もっと相手の嫌がるところへと仕掛けていかないと。プレー自体はよく見えたとしても、前線において相手を仕留めるという部分では物足りなさがあったと思うよ。アグレッシブさが不足していた選手が何人かいた」

 そして「明らかなことは、これは決して、僕たちが思い描いていたようなシーズンの出だしではなかったということだ」とも指摘。アクセル・ヴィツェルは「これはメンタリティの問題ではなく、クオリティの問題だ」と断言。ビュルキはこれから迎えるCL「プラハでの戦いでは、僕たちはもっとやれるというとこをみせるチャンスなんだ」と意気込みをみせた。


 その一方で、古巣ボルシア・ドルトムントとの一戦に臨んだヌリ・シャヒンは、「前半に関しては、明らかにドルトムントサイドの試合だった」と振り返り、「先制点をまず奪った時点で、僕たちはオフェンスを仕掛けていくということをやめてしまったんだ」と反省の弁を述べている。「でも後半は良いプレーを見せていたと思うし、勝ち点を得るにふさわしいものだったと思うよ。」
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報