ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年01月14日

ブレーメン移籍のフォクト、レンタル元相手でも出場可能。

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 無事にメディカルチェックをパスし、TSGホッフェンハイムからヴェルダー・ブレーメンへと、半年間のレンタルにて加入することが発表されたケヴィン・フォクト。

 競技部門フランク・バウマン代表は「経験豊富なブンデスリーガーであり、ホッフェンハイムでは主将を務め、絶対的な主力選手として責任をになってきた、我々が求める選手像にマッチする」選手の獲得へ喜びを述べた。「この苦境において、きっと助けになってくれる。そう確信しているよ」

 その期待に対して、フォクト自身は「大きな前向きさと、ポジティブなエネルギー」をチームへともたらしたいと考えており、欧州復帰を目指しながら残留争いを展開する状況にも、「こういった重圧を、僕はむしろ前向きに捉えている。それがキーポイントだと思うんだ」との考えを示している。

 そしてコーフェルト監督との話し合いの結果で移籍を決断しており「僕は意欲的なサッカーが好きなんだ。それはきっと結果に結びつくと思う。それにこのチームがもつ力に確信を覚えているし、そうじゃなくては移籍していない。ここにはとても良い選手がそろっている」と自信をみせた。

 「最大限に意欲的なサッカーをみせていきたい。たとえ自分が最後の選手であってもね。そのスタイルは順位表で下位に転じていたとしても変わることはないよ。人によってはそれが高慢に見えるかもしれないが、でも(意欲的な姿勢は)チームへ伝わっていくと思う」

 なおブレーメンではフォクトがこれまでプレーしてきた3バックではなく4バックが採用されており、ホッフェンハイムでは4バックに変更されたこともまた役割を失う1つの要因にもなった。しかしフォクトは「僕はポリバレントな選手で、ナーゲルスマン監督の時には1試合で3つポジションを変えてプレーしたこともある」とコメント。


 実際にフォクトはボランチとしてもプレーが可能であり、そのボランチで主力を務めるフィリップ・バルグフレーデは、これまで負傷により欠場を繰り返したという背景が。そして月曜日にブレーメンは、そのバルグフレーデが、今度はふくらはぎに負傷を抱えていることを明らかにしている。数試合は欠場を余儀なくされることだろう。

 また最近ではシャルケからケルンの移籍したマルク・ウートが、その前にはホッフェンハイムからフライブルクへと移籍したヴィンセンツォ・グリフォが、レンタル元での出場停止条項が契約に付随されたことで話題になったが、フォクトは今回は「付随されていない」ことを明かしており、改めて「今回の移籍を実現してくれたクラブ首脳陣への感謝の気持ち」を強調した。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報