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2020年02月13日

コーフェルト監督、危機脱却にむけフリッツ、ピサーロ効果に期待

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 残留争いからの脱却を目指し、異例の早さでミニキャンプ実施を決断した、ヴェルダー・ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督。その行先について問われた指揮官は、「私が知っているのは、ただライプツィヒに向かうということだけだよ」と出発前にコメント。

 「あとはマネージャーに聞いてくれ」とだけ述べ、バスへと乗り込んだ。合宿地の場所が重要なのではない。「このタイミング」を敢えて選択したのは、「何も我々は待つのではない、それを明確に示すこと」にあるのだ。

 「まだ我々には13試合が残されている、すなわち13回のチャンスが残されているということ。それを我々は結果として結びつけていきたい。確かにこれから上位クラブとの連戦となるが、それでも我々はそれをチャンスとみて、それを活かし、勝ち点を積み重ねていかなくてはならないのだよ。」

 さらにコーフェルト監督は、昨季の前半戦を引き合いに出し「同様の状況がみられていた、後半から非常に多くの失点を重ねてしまった」と述べ、そこで「明確なアプローチ」として行ったのが、早い段階でロングボールを用いゲーゲンプレスに備えるというものだった。現時点での問題はむしろ深く構えるチームが相手ではあるが、「同様のアプローチもしていける」と指揮官。

 もう1つのアプローチは選手たちとの話し合いをより多く重ねていくことにあり、今回は心理学者のアンドレアス・マルロヴィッツ医師に加え、元主将で現在はスカウトを担当する、クレメンス・フリッツ氏も帯同している。「こういう状況での経験が非常に豊富だからね」


 そしてもう1人、ベテラン選手として期待がかかるのが、クラウディオ・ピサーロだ。「重圧に耐えるという流れを期待しているよ。それは彼がこれまでのキャリアでも見せてきたもの。相手が誰であろうと、重圧がどれほど大きくとも、我々は我々のサッカーを貫徹しなくてはならない」

 その一方でピサーロについては、先日の敗戦後に一人ロッカールームに下がったことから今回メンバー外になるとの一部メディアの憶測もあったが、「それはこれまでにも何度も見られたこと。勝っても負けてもね」とコーフェルト監督。

 「ただあの状況は別だ。それに彼は特別な存在であり、影響力をもっているからね」との考えを示し「当然、そのことについてはちゃんと話をした」と強調。「彼は典型的なリーダータイプではないんだ、それでもこのチームにとって非常に重要な意味をもっている」
 


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