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2020年02月17日

大迫らのミス、そして慢性的な決定力不足を露呈したブレーメン

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 「まだこれから残されている1つ1つの試合が、我々にとっては希望が残された数でもあるんだ」週末に行われたライプツィヒでのアウェイ戦に0−3と敗戦を喫した後、ヴェルダー・ブレーメンのフランク・バウマン氏はそう語った。試合前にはミニキャンプを実施し、選手たちの奮起を促したフロリアン・コーフェルト監督だったが、しかしながらこの試合からはその希望を見出すような戦いぶりはみられていない。

 今回喫した3失点のうち、2つはまたしてもセットプレーからによるものであり、もう1失点は守備面での甘さから生まれてしまったもの。大迫勇也しかり、ミロシュ・ヴェリコヴィッチしかし、主将ニクラス・モイサンデルしかりだ。「1失点目は、大迫がクリアするだろうと見込んで、マークを外してしまった。あれではいけない。2失点目はあまり見えていないところもあったが、ただミロシュはもっとフィジカルにプレーすべきだったとはいえると思う。」と、2つのセットプレーでの失点の場面について指揮官。

 「相手のクオリティの高さどういうという以前の問題なんだ」と、個人によるミスについて嘆き、さらにマキシミリアン・エッゲシュタインは「確かにセットプレー対策はそんなに簡単なものではないとはいえ、これまで17失点もセットプレーからやられているというのは、あまりにも多すぎるものだ。当然、僕たちは原因追及とより集中力を高めてプレーしていくことを自問自答しなくてはいけないよ」と、苛立ちを見せた。

 これにより、最近のリーグ戦9試合で8敗を喫することとなったブレーメン。だが問題は守備面のみならず、攻撃面でも見受けられており、この期間でのそう得点数はわずかに3。加えてブレーメンの選手が得点したのは第15節のラシカによる先制弾のみであり、その後の2得点は相手のオウンゴールによるものなのだ。


 それでも長年の盟友バウマン代表は「フロリアンが正しい指揮官だと思っている」と擁護。しかしコーフェルト監督は、その友情が決して監督続投のための理由にはならないとみており、「ヴェルダー・ブレーメンという存在の方が、個人的な繋がりよりも重要な意味を為すものだ」と強調、また自らも「打開策が見出せない、もしくは選手たちがついてきてくれないという事があれば」退任も考えるが、ただ「明らかにそれはみられていない」とも言葉を続けた。
 


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