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2020年07月06日

降格危機への重圧高まるも、ブレーメン指揮官「選手冥利に尽きる」

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 おそらくはヴェルダー・ブレーメン史上、最も重要な試合であろう戦いを前に、フロリアン・コーフェルト監督は、あくまで冷静さを強調した。「合理性を持ったサッカー」という言葉を用いた指揮官は、それが月曜夜の決戦において「最も重要な要素となる」と述べており、クラブ、自治体、ファンにとって、この試合がもつ意味はあまりにも大きいからこそ、「我々としては、この1試合に集中することだ」との考えを示している。

 そこでブレーメンでは、日曜朝の時点でブレーメンを出発。敵地ハイデンハイムにて、最終調整を行う段取りを組んでおり、決して特別なことをする必要もなければ、背伸びをする必要もない。だが自分たちのもつ力を一貫性と自信をもって発揮するということ。「選手たちは、この90分で決めるという、自信をもって臨むべきなんだ」と、要求した。

 つまりコーフェルト監督が求める「合理性をもったサッカー」とは、「決して受け身にならず、冷静さを保ち、切れのあるプレーとアグレッシブなプレーをミックスすること」であり、確かに大きな伝統あるブレーメンにとって2部降格の重圧は並大抵のものではないだろうが、「こういった試合に臨めるというのは、むしろ選手冥利に尽きるというものだろう。子供の頃から、こういったピッチに立つことを夢見るものじゃないか。」と、意気込みを見せている。

 「シーズン全体を振り返ってみたとき、我々は少なくとも3度は「もう終わりだ」というところまで追い込まれたんだ。だからこそモチベーションは上がるといもの。この試合では常に、敗戦を恐れる気持ちではなく、勝ちたいという気持ちを持ち続けなくてはならない。」

 なおこの試合では主将ニクラス・モイサンデルが、初戦での試合終盤に退場処分を受けたために出場停止に。そのため代役候補としてはベテランのトプラクとラングカンプ、そして左SBでオプションの若手フリードルが考えられるが、ただ両ベテランがまだ満足のいくレベルまで復調を果たせておらず、フル出場ということを想定するとフリードルを今回はCBで起用し、アウグスティンソンを左SBで起用することが考えられるだろう。
 


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