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2020年07月08日

無観客のはずが・・・。入替戦に突如現れた60名の観衆

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 月曜日に行われた大迫勇也所属のヴェルダー・ブレーメンvs1.FCハイデンハイムによる、ブンデスリーガ入替戦セカンドレグ。本来ならばこの試合も通常のリーグ戦と同様に、無観客にて試合が行われていたはずだったのだが、交換開始から目を疑う光景が飛び込んできた。およそ女性を中心とした60名がスタジアム内へと姿をみせると、躊躇することなくむしろ堂々と、メインスタンドへと腰掛けて試合を観戦しはじめたのである。

 このことに気がついたヴェルダー・ブレーメンの関係者は、当然のことながらこのことに不快感を抱いており、間も無くしてそれらの観衆はスタジアムから再び退出。すでにドイツサッカーリーグ機構では、この件に関して開催地であるハイデンハイムへと意見陳述を求めている。

 ただすでにこの60名ちかい観衆がいったい誰だったのかについては判明済みだ。「選手たちの妻や、クラブ関係者が、ビジネスエリアで試合を観戦していたんだ」と、ハイデンハイムのホルガー・サンヴァルト代表は、ドイツ通信社に対して火曜日に説明。

 「短い時間ではあるが、後半に応援に向かっていた。当然、そんなことが許されるはずもなく、だから退出をお願いし、それに従ってもらっている。すでにドイツサッカーリーグ機構からは意見陳述を求められているよ」と言葉を続けたが、いずれにせよ同機構が定める衛生基準を違反していたことには代わりはなく、罰則は避けられないだろう。

 さらにハイデンハイムを巡る騒動はこれだけにとどまらない。試合後にハイデンハイムの一部のファンが、ブレーメンのバスを襲撃。石やビンを投げつけており、その結果、窓の1つが割られるという事態にまで発展したことが、地元警察より明らかになっている。
 


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