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2020年07月10日

ブレーメンのミロト・ラシカの移籍問題は長期化?

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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 ミロト・ラシカは変化を望んでおり、所属するヴェルダー・ブレーメンは移籍金による収入を求めており、そしてRBライプツィヒは同選手への獲得に関心を示している。そして、契約には例外条項が付随。一見すると全ての条件が出そろった感を受けるところだが、しかしながらこの問題は長期化の様相を呈している。

 その理由は、先日ヴェルダー・ブレーメンがブンデス1部残留を果たしたことに起因する。もしもブレーメンが2部降格を喫していれば、ラシカは移籍金1500万ユーロで移籍可能となっていたものの、これにより設定金額は3500万ユーロということに。そしてこれはRBライプツィヒにとって明らかに高いハードルとなっているためだ。

 ただその1部残留に伴い、少なくとも今夏に1100万ユーロの買い取り義務が発生(トプラクに400万ユーロ、ビッテンコートに700万ユーロ)したブレーメンにとって、確かにこの夏は移籍金を手にしたいところではある。だがコロナ危機により欧州各クラブの財政面での打撃もあり、今のところは特に問い合わせはない。

 マネージャーを務めるフランク・バウマン氏は、移籍金について「話し合いに応じる用意がある」と強調しているが、それでもコロナ危機による打撃や来季にはゼルケの買い取りに1000万ユーロ以上の支出が見込まれるブレーメンにとって、できるかぎり値引きは避けたいところでもあり、今回10月5日まで開かれる移籍市場においてこの事案は長期化の様相を呈してきた。
 


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