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2020年08月11日

ライプツィヒ、ラシカとシックの動向に進展は無し

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 「クラブ史上最大の挑戦」となる、チャンピオンズリーグ準々決勝アトレチコ・マドリー戦を二日後に控え、RBライプツィヒのマルクス・クレーシェ氏は準備は滞りなく順調に進められていることを強調した。「コンディションは素晴らしく、トレーニングもとてもよかったよ」と、メディアとの質疑応答の中でコメント。

 その一方で対戦するアトレチコ側では、コレアとヴルサリコの2選手にコロナ陽性反応が見られ欠場となったが、クレーシェ氏はこれ以上の感染者は現れないとみており「特にもうポルトガルに来ているのだから、大会期間中は大丈夫だろう」と説明。その上で「このような結果で選手が不在となってしまったことは不幸なことだよ」と言葉を続けている。特にコレアについては先発起用も見込まれているところだった。

 ただクレーシェSDは同時に、新シーズンに向けたチームづくりにも勤しむ必要があり、折を見てポルトガルからの帰国も。特にそれに該当するのがミロト・ラシカであり、ブレーメン側へ最初に提示した移籍金1500万ユーロを超えるものから金額の上増しははかっていないが、それでもティモ・ヴェルナーが移籍したFW陣の補強として、同じく卓越したスピードと得点力を誇るラシカの獲得が進展を見せる可能性は十分にある。

 しかしながら同じくFW陣の中でも、パトリック・シックについては暗雲が立ち込めているところ。ドイツの大衆紙ビルトは所属するASローマ側が交渉から離れたと報じたものの、これについてはクレーシェ氏は認める事なく、「2・3週間は状況に変わりはない。大きく離れている」と明かしており、あくまで再レンタルを目指すライプツィヒに対して、売却を目指すローマ側はライプツィヒ以外にも買い手を模索したいと考えているようだ。ただこの駆け引きがシック自身に与える影響について、クレーシェ氏は特に不安視していないことも併せて強調している。

ダニ・オルモがコモンゴールに参加。


 ダニ・オルモがライプツィヒの選手として初めて、コモンゴールに参加する事が明らかとなった。ディナモ・ザグレブでプレーした経験からクロアチアと特別な繋がりをもつ同選手は、クロアチアの紛争(1991〜95)で今も苦しむ人々の助けになれればと考えているという。コモンゴールには既に、ブンデスではマッツ・フメルス、セルゲ・ニャブリをはじめ、ライプツィヒからもユリアン・ナーゲルスマン監督が参加。

 2017年8月にフアン・マタが、世界中のサッカーに関係ある慈善団体を支援している組織『ストリート・フットボール・ワールド』を通じて立ち上げたプロジェクトであり、社会・平和活動支援のためサラリーの1%をチャリティへと寄付する活動を行い、総勢160名を超えるメンバーにより、すでに250万ユーロが集められているとのこと。
 


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