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2020年09月29日

クラーセンは間も無く駆け引き?ラシカに進展なし

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 火曜午前に行われたヴェルダー・ブレーメンのトレーニングの様子を、フランク・バウマン競技部門代表は落ち着いた様子で見守っていた。数回だけ、そしてごく短い時間だけ、携帯電話に目が向けられたが、それ以外はピッチ上のプレーに専念。そこには昨晩にアヤックスへの移籍の噂が浮上した、デイヴィー・クラーセンの姿も。そこで副主将は普段通りに献身的な取り組みをみせており、現時点においてはアヤックスからの関心がどれほど具体的であるか、それを推し量ることは困難だといえる。

 きっとそれは、ヴェルダー・ブレーメンの首脳陣にとっても同じことではないだろうか?「我々もその記事を目にしたが、しかし全ての噂にコメントなどしていられないよ」と、プロサッカー選手部門クレメンス・フリッツ担当はコメント。そしてクラーセンは「ピッチの内外に渡って非常に重要な選手」でありながら、切迫する財政状況から「売れない選手はいない」とも指摘。そしてバウマン氏は「ただ自分たちにとって、魅力的と感じた場合にのみ応じることになるがね」と強調した。

 そもそもオランダのメディアが伝えたように、本当にアヤックスからのオファーはブレーメンに届けられているのだろうか?両氏とも当然ながらこれに答えようとはしておらず、ただその姿勢から察するに今のところは具体的な数字のオファーこそないが、近いうちには届くことが見込まれるといったところか。そしておそらくブレーメンとしては、2018年に1350万ユーロを投じて獲得したMFを、1000万ユーロを超えるような金額であれば応じることになるだろう。ただしその際には安価なレンタルという形でも、その代役を見つける必要がある。

ラシカには進展なし

 その一方で今夏に長く指摘されてきた、ミロト・ラシカ売却へと至った場合については、すでにブレーメン側としては数という部分では十分に補う用意はできているところ。しかしながらそのラシカの移籍自体の展開について「特に新しいものは何もない」とフリック氏は明言しており、ひとまずは膝の負傷から回復し火曜からほぼフルメニューを果たしたコソボ代表は、週末のリーグ戦に向けての準備を進めていくことになる。 
 


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