ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年09月30日

ブレーメンとアヤックス、クラーセン巡る交渉が具体化

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ヴェルダー・ブレーメンは苦渋の決断と時を迎えようとしている。先日にプロ選手部門クレメンス・フリッツ担当は、デイヴィー・クラーセンについて「ピッチの内外に渡って非常に重要な選手」ではあるものの、切迫する財政状況から「売れない選手はいない」とも指摘。フランク・バウマン競技部門取締役は「ただ自分たちにとって、魅力的と感じた場合にのみ応じることになるがね」と強調していた。

 そしてオランダの名門アヤックス・アムステルダムが、かつて主将を務めた同選手の復帰を目指し、すでにクラブ間での具体的な話し合いへと入っているところであり、さらにkickerが得た情報によればクラーセン自身も、母国への復帰の希望をブレーメン首脳陣へと伝えているようだ。

 この状況ではエヴァートンに1350万ユーロを投じたMFの売却で資金を得ることを迫られ、逆にアヤックスに足元を見られる恐れもあるかもしれないが、ただアヤックスとしてもファン・デ・ベーク、エイティング、マリンら中盤が3枚も抜けたことにより、逆に選手の補強が急務という状況にも置かれている。

 これほどの条件が揃っては、むしろ移籍が成立しないことの方が、サプライズだといえそうだ。もし最終的に合意点を見出した際には、安価なレンタルという形ででも、ブレーメン側としてはその代役を見つける必要があるだろう。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報