2021年01月13日
マンUからレンタル中の、チョンが抱える課題
これまでタヒス・チョンはまだ、ヴェルダー・ブレーメンのオフェンス面において、これといったインパクトを残すことができていない。この夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルにて加入した同選手だが、有資格選手部門クレメンス・フリッツ担当は、「まだまだ改善の余地がある。それは包み隠さず口にしなくてはならないだろう」と語った。
週末に行われたバイヤー・レヴァークーゼン戦においても、チョンは「オフェンス面における意思決定が、常に最適だったということはなかった」とコメント。フリッツ氏もまたオランダU21代表について「学んでいくこと」の重要性を幾度となく説いており、とりわけテクニックに長けた選手にとって、勇気と自信をもってボックス内へと進入していくことを強調した。「それによって危険な存在となっていけるのだ」
本来チョンに対しては、「うちに不足している」スピード面において、もっとチームへ有益性をもたらされることが期待されていた。だがこれまで出場したリーグ戦13試合のうち、唯一得点に絡めたのはマインツ戦でのセンタリングによるアシストのみ。確かにドイツ杯2試合では1得点1アシストをマークしているとはいえ、いずれも格下を相手にしてのものだった。
ただマンチェスター・ユナイテッド時代では主にセカンドチームでプレーしていたチョンにとって、ブンデスリーガでのプレーは大きな前進を意味しており、そもそも加入前から「ディフェンス面では改善していかなくてはならないだろう」と強調。加えて「誰もが質が高く、毎週勝利できるようなチームでプレーしたいものだ」とフリッツ氏。だがそれと同時に「容易ではないが、残留争いから経験を積んでいけるし、それは決して悪いものではないがね」と言葉を続けている。
おそらくは、チョンはフリッツ氏曰く、自分自身に対して、過度なプレッシャーをかけている可能性があり、「非常に自身の成長について気にかけている選手だ。おそらくは少し過剰なほどに」と指摘。異なる国での挑戦で、慣れの時間は「一朝一夕」では済まないものだ。それでもブレーメンとしてはやはり、「もう少し頻繁に、彼がもつクオリティの恩恵を受けたいところではある」。
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