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2021年02月01日

逆襲のヘルタ:ケディラ獲得間近、ラシカも交渉中

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 土曜日よりドイツの首都ベルリンに滞在し、日曜日にはヘルタ・ベルリンにてメディカルチェックを受け、今冬の移籍市場の最終日に契約成立の発表が行われる見通しの、サミ・ケディラ。所属するユベントスとの契約を残り半年とする元ドイツ代表MFについては、確かにまだ詳細を詰める必要はあるものの、それでも移籍が破談に終わる可能性は低いと言える。

 ただその一方でより複雑化しているのが、ヴェルダー・ブレーメンに所属するミロト・ラシカの獲得交渉だ。ヘルタでは特にジャヴァリオ・ディルロスンが、膝の靭帯損傷を抱えていることからも、ケディラが主戦場とするボランチより左ウィングに補強の重要性が高まっている。その点でラシカについては、夏の移籍市場においても最終日まで、レヴァークーゼン移籍がもつれこんだ背景がある。

 しかしながらラシカ本人の考えからすれば、ブレーメンよりも更なるステップアップをはかりたいところであり、投資家ヴィンドホルスト氏の存在で大いに注目されるヘルタではあるのだが、それでも現在の順位ではブレーメンより勝ち点差5少ないヘルタの立ち位置をどう判断するか。

 確かに欧州進出を目標として掲げながら、逆に残留争いを展開する事態にまで陥ってはいるのだが、その一方で昨年12月よりシュミット代表が就任、以前に欧州復帰に導いたダルダイ監督が復帰し、プレーツ取締役が退団するなど、チームは逆襲に向け大きな変化の時を迎えている。

 だが問題はそれだけでなく、ブレーメンとのクラブ間交渉においても、ブレーメン側におって買取オプションが付随するレンタル移籍は、決して望ましい解決策ではない。2022年まで契約を残すコソボ代表FWの売却にあたり、移籍金1500万ユーロは求めているとみられているようだ。そのためkickerの情報では日曜午後の時点では、まだ両者の交渉に進展はみられていない。
 


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