ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年02月27日

ピッチの内外で試合後にも白熱、ブレーメンvsフランクフルト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 金曜夜開催となったブンデスリーガ第23節、ヴェルダー・ブレーメンvsアイントラハト・フランクフルトの一戦は、ピッチ上でも白熱した試合が展開されていたが、終了後にも互いがヒートアップする展開が見受けられた。

 ロッカールームではブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督と、フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSDが口論する様子が映し出されており、さらにその数メートル先ではマルティン・ヒンターエッガーとニクラス・フュルクルークが、互いを掴み合う姿も確認された。

 「ブレーメンの選手からは、ヒンターエッガーを狙っている印象を受けた」と、フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は試合後の会見の中で説明。「とりわけ、フュルクルークが投入された後はね」と言葉を続けており、これに対してコーフェルト監督は、「事前に選手同士の間で、ある種の言葉のやりとりをしてしまえば、こういう緊張感が生まれるものだということははっきりとさせなくてはいけない」と語っている。

 具体的な指摘を避けたコーフェルト監督が挙げているのは、昨年9月にクラブ公式ポッドキャスト内にて、ヒンターエッガーが90分間に渡りフランクフルト戦でベンチに座っていた、ダヴィド・ゼルケを口撃していたことであり、この発言は今回の対戦前から話題に。ブレーメンのフリッツSDも言及しているほどだった。

しかしながらヒートアップする場面をみせていたのは、何も試合終了後に限ってのことではない。すでに試合終盤からそういった光景は見られており、主審のロベルト・ハルトマンはこれを落ち着かせるため、3枚もの警告を出す必要があった。そのなかの1つは、沈着冷製なことで知られるヒュッター監督自身だったのである。

 「警告を受けたことを誇りに思うことなど決してない」と前置きしたヒュッター監督は、「しかしながら冷静さと平常心をもって75分間もたち続けていると、次第に我慢の限界も到達するというものだよ。あの場所は特別な場所なのでね、少し苛立ちを覚えてしまった。とあることについてね」おそらくそれおは、フュルクルークとヒンターエッガーとの間の確執についてではなく、むしろブレーメンベンチのことを指していたのだろう。

 ただこの批判の声に対してコーフェルト監督は、「我々は非常に落ち着いたホーム戦を戦っていたのだ」と述べ、「今日はフランクフルトがきて、ヒートアップしていった。それならばフランクフルトは自問自答すべきだろう、いったい何故いつもこういったことが起こってしまうのかと。彼らは素晴らしいシーズンと闘っているし、敗戦だってしっかりと受け止めるべきではないか」と反論を展開した。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報