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2021年03月10日

残留争いで大きな意味をもつ、ビーレフェルトvsブレーメン

DSCアルミニア・ビーレフェルト
DSCアルミニア・ビーレフェルト
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 本来ならば1ヶ月前に開催される予定となっていた、アルミニア・ビーレフェルト戦。だが降雪により急遽中止なり、本日水曜日に再戦される運びとなったのだが、しかしながらヴェルダー・ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は、その時に用意していた準備をそこまで当てにできないだろう。先日にビーレフェルトでは、フランク・クラマー新監督が就任したためだ。

 「彼がほかのチームでどういう采配ととっていたのかを見てみることになる」と、火曜午後に行われたプレスカンファレンスにてコーフェルト監督はコメント。特にニクラス・フュルクルークについては、そのクラマー監督の下で2013年に、ブンデス2部フュルト時代でプレーした経験をもっており、「クラマー監督のことを知っているだろう」とコメント。

 加えて初陣となった先週の、「ウニオン戦は、非常に重要な情報源だ」と語る。その中で前任者ノイハウス監督とは「大きく異なるわけではない」ことを認識しつつ、ただ待ちの姿勢ではなく押し込む姿勢をみせたことには、RBザルツブルクでの背景を思えば驚きではないだろう。「ウニオン戦で非常に安定していた」と指揮官。

 ただ意識はしすぎないよう「自分たちのこともかなり意識しないとね」とも強調しており、特にブレーメンとしては残留争いからの脱却をはかる上で、降格圏内まで勝ち点差8としていることから、「ぜひこれを3試合差以上にまで広げたいところだ。そのチャンスだ」と意気込みをみせている。


 一方でビーレフェルトのクラマー監督からみれば、最終的には無得点での痛み分けに終わったウニオン・ベルリン戦と比較して、ボール奪取率をさらに上昇させて、得点チャンスを増加させていくことが理想的。「選手たちの集中力を研ぎ澄ませて、そして得点を狙えるチャンスがあればきっちり、そして目的意識をもったプレーをしてもらいたい」と要求。「選手たちは力の限りを尽くし、そして結果をつかみたいと意気込んでいるよ」と語った。

 クラマー新監督はこの短期間の間で時間を利用し、選手たちとの集中的な話し合いを重ねているところだという。「会話はずっと続いている。コミュニケーションは非常に重要な要素だ」そしてそこから得られているフィードバックはポジティブなものであり、「新しく人がきて新しいものを持ち込もうとした時、それを選手がオープンマインドで受け入れて、チームのために実戦しようという気概が必要となるが、それがこのチームでは見受けられる」とのこと。

 また生き残りをかけた争いの中で、非常に重要な意味をもつ今回のブレーメン戦を前に、ビーレフェルトとしては落ち着きと集中力とのバランスを見つけることもまた重要であり、これまでよりも攻撃的思考のなかで、「うまく対応をみせて、高い位置から仕掛けていき、ボールを奪取したい」。またセカンドボールを拾っていくためにも「できるだけ状況をうまく自分たちの側につけていき、そこから結果へとつなげていく必要があるんだ。選手たちも意欲的で認識している」とクラマー監督は期待を寄せた。

【3月10日26時半〜】

ビーレフェルトの先発予想(16位):オルテガ – ブルナー, ピーパー, ニルソン, ラウルセン – プリートル – 堂安律, マイアー – フラップ – クロス, コルドバ
負傷, etc.:スク (筋肉系の負傷)
ブレーメンの先発予想(11位):パヴレンカ – ヴェリコヴィッチ, トプラク, フリードル – ゲブレ・セラシエ, アウグスティンソン – メーヴァルト – M.エッゲシュタイン, シュミッ
負傷, etc.:プログマン (膝蓋腱の負傷), ツェッターラー (肘の問題)
 


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