ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年03月31日

ハットトリックを自信へと繋げたい、大迫勇也

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 日本代表の一員として、今回の代表戦期間では合計6得点に直接絡んだ、大迫勇也。その活躍に母国日本では大きな反響を呼んでおり、また所属するヴェルダー・ブレーメンにおいても、30才のベテランFWが新たな刺激をチームにもたらしてくれることを期待している。

 確かに代表戦期間明けに待っている対戦相手、VfBシュトゥットガルトを踏まえると、今回の対戦相手はその比較対象にはならないだろう。それでもクレメンス・フリッツ競技部門取締役にとっては、それは二の次の話であり、モンゴル戦での大勝劇(14−0)の中でハットトリック(と1アシスト)を決めた活躍を受け、「自信を蓄積していくことは常に重要なこと。それはたとえどのようなチームを相手にしても、同じことだ」との考えを示した。

「勇也にとって好影響」

 その前に行われた韓国代表戦においても、大迫は2アシストを記録する活躍をみせており、今回の代表戦2試合では合計6得点へと直接絡む結果に。また昨年9月以来となる代表戦において、2試合連続で167分間プレーしたことは「久々に代表に参加したことで、良い気分転換にもなったと思う」とコメント。「これらのトータルパッケージをみれば、勇也にとって今回の代表参加は好影響をもたらすものだったといえるだろうね」と言葉を続けている。

「この勢いを勇也が持ち込んでくることが大切」

 特に実践経験を公式戦で積めたという点でも、フリッツ氏からみて今回の代表参加を評価できるポイントだ。「彼が力強く、フルパワーをもってブレーメンへと帰還することを楽しみにしているところさ」特に大迫にとって今回の先発出場は、ブレーメンでの1月2日以来のことであり、それ以降の出場機会は6試合の途中出場のみ。特に攻撃陣には離脱者もなく「定位置争いは激しい。監督には多くのオプションがあるから」とフリッツ氏。「しかし大切なことは、勇也がこの勢いを練習へと持ち込んで、これからもそれを続けていくことだ」と強調した。

隔離と簡易検査

 その一方で大迫は他の代表参加選手と同様に、シュトゥットガルトに出発するまではチームから、部分的に隔離された状況のなかでトレーニングに参加していくことになる。具体的にはロッカールームでは別行動となり、ダイニングエリアも同様で、「リスクを避けて行かないといけない」とフリッツ氏はコメント。つまり全員が顔を合わせるのはあくまで、「フレッシュな空気の中で行う」チーム練習のみ。さらにドイツサッカーリーグ機構の規程により、ブレーメンの選手たちも日々の簡易検査も実施される。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報