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2021年04月19日

ハーランドの久々の得点で、ドルトムントはCL出場圏内に接近

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 日曜午後に行われたヴェルダー・ブレーメン戦に勝利し、まだチャンピオンズリーグ出場権獲得への可能性を、ぐっと高めることに成功した、ボルシア・ドルトムント。だがエルリング・ハーランドにとっては、より安堵感を抱く別の理由もあった。

 ここまでブンデス39試合に出場して36得点をマークしてきたノルウェー代表FWは、38試合で36得点をマークしたウーヴェ・ゼーラー氏に次ぐハイスピードで得点を量産しているものの、しかしながらここ7試合では国際マッチも含めて、無得点が続いており、移籍騒動もあいまって批判を受ける身になっていたのだ。

 だがこの週末のブレーメン戦にて、遂にその無得点の時間にもピリオドが打たれており、前半だけで2得点をマーク。立ち上がり早々にリードを奪われる展開も、前半のうちに体勢を決める活躍を披露している。

 特に前半途中にハーランドは、エディン・テルジッチ監督との話し合いを行っており、それから立て続けに2得点をマーク。一体何を話していたのか?「天気ではないことは確かだね」と指揮官。そしてフリースペースについて指摘していたことを明かしており、「我々は彼をもっと良い状態に置こうとしたのさ。そして彼は得点という形で結果を出したんだよ」と言葉を続けた。

 そしてチャンピオンズリーグ出場権獲得のためにも、ハーランドにはこれからも得点を量産していってもらいたいところ。だが主将マルコ・ロイスは、あくまでどの選手が得点を決めようが気に留めておらず、「どうやって勝つかではなく、勝つことが大事なんだ」と強調。「僕たちは追いかけていかないと。まだ勝ち点差が4、5あるんだ。残り5試合。まだまだ可能性はある」と意気込みをみせている。

ブレーメンが悔やむ「集中力欠いた16分間」


 一方でブレーメンのコーフェルト監督は、「1−1までは非常に良い戦いだったのに」と悔やみ、「それから集中力を失ってしまった。それではいけない!」と29分に許したレイナの得点シーンについて指摘。「あれはミスだ」そして「全く満足できない。それまでの良いプレーを台無しにした。あの16分間はあってはならないものだ」と述べている。「水曜日が大事だ!(残留に向け)マインツとの差をもつため全力を尽くす。言い訳はいらない」

ドルトムントも「チャンスを与え過ぎ」


 ただ「良い試合ではあった」と見るドルトムント側からも、「しっかりとプレーできていない時間帯もあった。あまりに多くのチャンスを与えてしまっていた」と、テルジッチ監督は指摘。「失点数の多さ」はドルトムントの課題であり、「個人のミスからも、チームとしても許すことがある。うまく対応していかなくては」と警鐘を鳴らした。「ただ勝利には相応しかったがね。非常に支配していたよ」
 


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