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2021年05月16日

ブレーメンがコーフェルト監督解任、シャーフ監督が緊急復帰

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 SVヴェルダー・ブレーメンは日曜、フロリアン・コーフェルト監督の解任を発表した。シーズン終了までは、トーマス・シャーフ氏が指揮をとる。60歳のシャーフ氏は、1999年から2013年までブレーメンの監督を務めている、現在は同クラブのテクニカルディレクターを務めていた。「クラブがこの様な不安定な状況へと陥る中で、トーマスがこの任務を引き受けてくれたことを嬉しく思う」と、バウマン競技部門取締役は語っている。

 第33節が経過し、入れ替え戦となる16位で最終節を迎えることとなったブレーメンでは、試合終了の時点でコーフェルト監督続投の明言を避けており、取締役会のフィルブリー氏やヘス・グルーネヴァルト氏、ボーデ代表との話し合いで「これまでの経過と現状、残留達成のために何が必要か」を見極めていく考えを示していた。そして9戦連続未勝利という状況がコーフェルト監督をさらに追い込む結果となり、「残念ながらアウグスブルク戦後、コーフェルト監督とどうにか残留うぃ果たせるだろうという確信がもてなくなった。そのため首脳陣で話し合いを行い、最終的に今回の判断へと至っている」と、バウマン取締役は説明している。

 そして長年にわたりブレーメンを成功へと導いたシャーフ監督に対しては、最終節でのグラードバッハ戦、場合によっては入れ替え戦2試合での成功が期待されているところ。2018年よりクラブのテクニカルディレクターを務めていたことからチームを間近で見続けており、「クラブがこの様な不安定な状況へと陥る中で、トーマスがこの任務を引き受けてくれたことを嬉しく思う。その経験を活かして、シーズン最終戦に向けて選手たちをベストな状態に整えてくれると期待している」と、バウマン競技部門取締役は語った。「シーズン最終戦、場合によっては入れ替え戦によって残留という目標を達成するために、絶対的な意思の強さと信念が求められる」


 その一方で最後にシャーフ監督が指揮をとったのは2016年のことであり、その時にはハノーファーの2部降格を防ぐことができなかった。それ以前の2014/15シーズンではアイントラハト・フランクフルトにて指揮。シャーフ氏は「もちろんこれは大きな挑戦だが、我々にはまだ残留を果たすチャンスがある。あまり時間は多く残されてはいないが情熱と自信をもって、自分たちの力を信じ試合に臨んでいきたい。そして最後に成功をつかめるよう全力を尽くしていく」と意気込みを見せている。ちなみに1999年にマガト監督の後任として就任した際に、シャーフ監督は無事残留へと導く手腕を発揮したが、そのときにはまだ4試合が残されていた。 
 


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