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2021年05月27日

ブレーメンとラシカ、2部降格で例外条項が発動も・・・

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 来季では41年ぶりとなるブンデス2部降格を喫した、ヴェルダー・ブレーメン。それによりミロト・ラシカの契約に付随していた例外条項が有効となり、理論的には同選手は1500万ユーロの支払いによって移籍が可能という状況となった。だがこれまでの経緯を踏まえ、決してすんなりと事が進むということはないだろう。

 ブンデスリーガにて躍進をみせた2018/19シーズン、移籍市場において金銭が乱れ飛んでいた頃、ラシカに対してアストン・ヴィラから、移籍金3000万ユーロのオファーが届いていた。だがブレーメンはむしろ5000万ユーロを見込んでいたために、駆け引きに明け暮れた首脳陣はこれを逃す結果に。

 しかしながらラシカは後半戦ではわずか1得点と大ブレーキ。市場価値を大きく落とした上に、新型コロナウィルスによってサッカー界の財政状況にも大ダメージ。昨年夏にRBライプツィヒより、移籍金1500万ユーロと成果に応じたボーナスが提示されるも、これにも首脳陣は首を縦に振らず、レヴァークーゼンとのレンタル移籍も買い取りオプションで合意せず、そして前半戦では無得点に終わると、ヘルタからレンタルのオファーが届くも再び、1500万ユーロの買取オプションを求めて合意は見送られた。

 そして現在ブレーメンは2部降格が確定したことにより、kickerが得た情報によれば1500万ユーロの提示が届いた場合には、退団することが可能となる。しかしながら仮にこれが1年前であれば、ライプツィヒが行使していたかもしれないが、その時にはブレーメンは残留に成功。しかしラシカは今季わずか3得点のみ。特におよそ16ヶ月間で1得点しか決められなかったなど、そこで高額な移籍金の獲得には疑問の声を投げかけざるを得ない。
 


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