残り１８試合で、家族のことを考慮して母国ブラジルへと戻ることを決断したロジャー。３１歳のボランチは、改めてシーズン終了まで全力をつくすことと、降格組としてチームを後にしたくはないと意気込みを見せていたが、ヴァルプルギス監督は特に同選手のモチベーションにたいして、不安を感じてはいないようだ。

「まったくないね。彼に対しては人間的にもプレーの面でも、全幅の信頼を寄せているよ。もちろん少し話し合いはしたがね、最後まで全力を尽くすこと、そしてその結果目標を達成できるということに、１００％の確信を抱いている」

なおロジャーは、ヴァルプルギス監督の下ではすこし異なる役割を担っており、本職のボランチから少し位置を下げて、３バックの中心で守備の要として奮闘しているところだ。

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