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2018年08月22日

久保裕也「ブンデスリーガは、大きなチャンスです」

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 今季ブンデス1部昇格組として臨む1.FCニュルンベルクにあって、オフェンスを活性化させる存在としての期待がかかる久保裕也が、火曜日に新たなチームメイトたちとの最初のトレーニングを行なった。

 果たしてチーム練習の様子を視察したケルナー監督の目には、どのような印象が残ったのか。だがそのことを知るには、わずか3文字だけで十分なものだった。「良いね」

 また試合形式のなかでは、久保裕也はBチームと目される側にて、左ウィングやトップ下でプレーしており、特にケルナー監督が注目したのは「狭いエリアでのボールへの動き、そしてボールを持った時うまくそこから抜け出せる」プレーだ。「ボールを持ったときにその持ち味が発揮されるね」

 スイス1部ヤングボーイズ・ベルンにて4年半プレーした久保は、そこでリーグ戦104試合に出場して26得点をマーク。その後移籍したベルギー1部KAAヘントではリーグ戦56試合に出場して22得点を記録した。そしてこれからはさらなるステップアップへ、ブンデスリーガという「トップリーグの1つ」での戦いが待ち構えている。

 「僕にとっては、1つの大きなチャンスです。得点やアシストを重ねて、チームの勝利へと貢献したいと思います」と、スイス時代にドイツ語を習得している久保はコメント。まだチームの印象については「最初からここまでの数日間、そして最初の練習でもとても良い感じですね」と言葉を続けた。

 
 さっそく土曜日に行われるブンデス開幕戦、ヘルタ・ベルリン戦から、久保裕也にはメンバー入りの可能性があるだろう。ただそのためにはまず、ニュルンベルク側がそれまでに書類上の手続きなどを完了する必要があるのだが、

 そしてさらに久保裕也にとっても、新天地ニュルンベルクでの戦術を頭に叩きこむためのプロセスも必要になってくる。すでに火曜日には、オフィスにて「超集中講座」が行われたことをケルナー監督が明かしており、これから数日かけて継続される予定だ。「彼が戦術面でクレバーな選手であることは見て取れるがね」

 だたその中でも、トップ下でのプレーをもっとも好む久保としてはそのポジションで活躍をみせ、そして日本代表入りにむけてもアピールを行なっていきたいところだろう。これまで代表として13試合に出場した経験をもつ同選手ではあるのだが、しかしながら今夏にロシアで行われたワールドカップでは予想外で招集が見送られた。


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