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2018年10月01日

ブンデス第6節:試合後コメント、マン・オブ・ザ・マッチ等

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ブンデスリーガ第6節は衝撃の幕開けとなった。前節ではアウグスブルクを相手にはじめて勝ち点3を取りこぼしたバイエルンは、続く金曜日では今季初の敗戦。逆にクレバーな戦いをみせたヘルタ・ベルリンは、本拠地の観衆の前で金星をあげることに成功した。

土曜午後では開幕から5連敗スタートとなったシャルケがマインツとのホーム戦で今季初勝利、一方で3位浮上を果たした大迫勇也所属のヴェルダー・ブレーメンは退場者もありシュトゥットガルトとのアウェイ戦で敗戦している。また昇格組対決となったニュルンベルク戦でデュッセルドルフの宇佐美貴史が今季初先発。逆に久保はベンチ入りするも今季はじめて欠場となった。

土曜夜のハイライトは前節でついにオフェンス力が爆発したボルシア・ドルトムントが、アウェイでバイヤー・レヴァークーゼンに2点リードを奪われるも好調ラーセン、ロイス、そして新加入のアルカセルの2得点で逆転勝利。

日曜日には長谷部誠所属のアイントラハト・フランクフルトが、浅野拓磨・原口元気所属のハノーファー96に、そして夕方のアウグスブルクvsフライブルク戦では復帰したフィンボガソンのハットトリックで、それぞれに4−1で快勝をおさめている。

9月28日20時30分〜(日本時間27時半)

ヘルタ・ベルリン(4位)2−0バイエルン(1位)**
【得点経過】1−0:イビセヴィッチ(23分PK、カルー)2−0:ドゥダ(44分、ラザロ)
【マン・オブ・ザ・マッチ】オンドレイ・ドゥダ(ベルリン)
パル・ダルダイ(監督:ベルリン)「選手たちは意気揚々とプレーしていたね。まさに全力を尽くす姿勢が見られておりそして良い時間帯で得点を重ねることができたよ。週末はこの勝利を大いに祝うことにするさ」
ニコ・コヴァチ(監督:バイエルン)「決定力の差、それがヘルタに2点差をつけられた理由だ。このような過ちをもう犯してはならない。そして何もかも悪く考えるべきではない。敗戦は喫したが決して悪いプレーをしていたというわけではないのだ。ただ決定力さえあれば、今回のパフォーマンスは別の形で評価がなされていたことだろう。」


9月29日15時30分〜(日本時間22時半)

シャルケ(18位)**1−0マインツ(7位)
【得点経過】1−0:(11分、コノプリャンカ)
【マン・オブ・ザ・マッチ】アレッサンドロ・シェプフ
ドメニコ・テデスコ(監督:シャルケ)「今シーズン初となる勝ち点3の獲得を非常に嬉しく思っている。これで胸のつっかえが幾分か取れるというものだろう。こういった物事がうまく運ぶという感覚が求められているんだ。前半をリードして折り返せたのは、今シーズンを通じて初めてのことではないだろうか。前半はよかったね、中盤を支配していたよ。ただもっと結果に結びつけていなくてはならなかったともいえるがね。2点目は決めておかなくては。後半に関しては均衡した戦いとなったし、終盤では少し足に来ていたところもあったよ。」
サンドロ・シュヴァルツ(監督:マインツ)「前半については、我々はリードを奪うことができていたはずではないかと思っている。だがシャルケはファーストチャンスで得点を決めてしまった。それは我々には悪い影響をもたらすこととなったね。後半では中盤をひし形に組み替えて、多くの得点チャンス、そして試合でのコントロールもみられ、フィニッシュに持ち込むまでには本当に良いプレーを見せていたのだ。後半では我々は非常に良い戦いを見せていたと思う。しかし最後のところで爪の甘さを露呈してしまい、それが今回の試合で勝ち点を失うこととなってしまった」


ホッフェンハイム(9位)**1−2ライプツィヒ(8位)*
【得点経過】0−1:ポウルセン(53分、ヴェルナー)0−2:ポウルセン(73分、カンプル)1−2:クラマリッチ(90+3分PK、ベルフォディル)
【マン・オブ・ザ・マッチ】ユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ)
ユリアン・ナーゲルスマン(監督:ホッフェンハイム)「とても言い形で試合を始めることができた。前半については、我々はリードを奪うチャンスがあったと思っているよ。前半終了間際では打ち合いの様相も呈していたね。失点の場面については、ファウルが吹かれても良い場面ではあったさ、ただ必ずしもそうじゃなくてはならないといえるほどのものではなかったがね。そして終盤は非常に苦しい時間帯となった。だから後半を思うと今回の勝ち点を嬉しく思うし、ただそもそも痛み分けに内容は見合ったものだとは思うよ。」
ラルフ・ラングニック(監督:ライプツィヒの予想)「予想通りに激しく、そしてスピード感のある試合展開となったね。数多くの得点チャンスが両チームにみられていたよ。前半に関してはホッフェンハイムにより多くの得点チャンスがあった。ただ後半を考えれば、我々は勝利に見合っていたはずではないかとは思う。ただこの試合での喜ばしい点としては、選手たちが一致団結して守備に勤しんでいたことがあげられるだろう」

シュトゥットガルト(17位)2−1ブレーメン(3位)
【得点経過】1−0:ドニス(19分、ディダヴィ)1−1:ツィーラー(68分OG、)1−2:カストロ(75分、ゴメス)
【マン・オブ・ザ・マッチ】ダニエル・ディダヴィ(シュトゥットガルト)
タイフン・コルクート(監督:シュトゥットガルト「数的有利が常に自分たちにメリットをもたらすというものではないということさ。ただ重要なことは、同点とされたあとに見せたものだよ。引き続きオフェンシブに、リスクをかけてプレーしていた。確かにそれで敗戦の危険にもさらされることにはなるのだが、しかしそれでも我々は意欲的にリスクをかけて行く必要があるのだ。きっとうまくいく、そう信じてね。私の頭には、ドローという文字は無かった」
フロリアン・コーフェルト(監督:ブレーメン)「90分間にわたって、素晴らしいディフェンスをみせていたのだ。そしてこの試合の主導権を握っていたのだがね。我々からみれば、今回は不運な敗戦だったといえると思う。選手たちがみせていたパフォーマンスには感動さえ覚えるものであり、それはその気迫面でも言えることだよ。本当に選手たちのことを誇りに思っている」


ヴォルフスブルク(6位)2−2グラードバッハ(4位)
【得点経過】0−1:プレア(7分、ノイハウス)0−2:シュテッフェン(12分、)1−2:アザール(48分、ヘルマン)2−2:ヴェクホルスト(59分、マリ)
【マン・オブ・ザ・マッチ】トルガン・アザール(グラードバッハ)
ブルーノ・ラバディア(監督:ヴォルフスブルク)「非常に激しい試合となった。グラードバッハが繰り出す非常に危険なカウンターへの対応におわれ、そしてそのうちの2つでうまく守ることができなかったよ。ただそれもグラードバッハがもつクオリティによるところでもあるのだがね。ただ選手たちは2度リードを許した場面で、2度とも追いついてみせた。さらに3点目を決める可能性だってあったのだが」
ディーター・ヘッキング(監督:グラードバッハ)「今回の試合内容をみれば、痛み分けにふさわしいということはこの場で強調しておきたい。ヴォルフスブルクは明らかに昨年よりも安定感が増している。私が抱いた感覚としては、この試合では我々は2−2とされるその瞬間までは試合を支配できていたとは思っている。ただ今回の勝ち点はよしとできるものだと思うがね」

ニュルンベルク(14位)”3−0デュッセルドルフ(13位)”
【得点経過】1−0:(28分PK、ライボルト)2−0:イシャク(64分、)3−0:パラシオス(78分、レーヴェン)
【マン・オブ・ザ・マッチ】ハノ・ベーレンス(ニュルンベルク)
ミヒャエル・ケルナー(監督:ニュルンベルク)「この過密スケジュールを勝ち点6で乗り越えられるというのは、本来十分に我々として納得のできる結果だ。それを今、実際に感じることができる。タフな試合だったね。前節のドルトムント戦での大敗から我々は学び、そしてその分を取り返すことができた。これは決して簡単なことではないんだ。だがそれを選手たちはやってのけてくれたんだよ」
フリードヘルム・フンケル(監督:デュッセルドルフ)「決して良い試合ではなかった。選手たちは数多くの判断ミスをおかしており、そして失点を重ねていってしまったよ。本来は許されない形でね。ニュルンベルクの方が我々よりも良い戦いをみせていた。2−0とされた時点で、ほぼ試合は決したという感じだったね。ただそれでもオフェンシブにプレーしていったのだが、逆に3−0とされてしまった。ただこういうことは、我々のみならず他のクラブでも起こりうるものではあるのだがね」

9月29日18時30分〜(日本時間25時半)

レヴァークーゼン(11位)*2−4ドルトムント(2位)**
【得点】1−0:ヴァイザー(9分、アラリオ)2−0:ター(39分、ハヴェルツ)2−1:ブルーン・ラーセン(65分、ロイス)2−2:ロイス(69分、サンチョ)2−3:パコ・アルカセル(85分、ハキミ)2−4:パコ・アルカセル(90+4分、サンチョ)
【マン・オブ・ザ・マッチ】パコ・アルカセル(ドルトムント)
ハイコ・ヘアリヒ(監督:レヴァークーゼン)「むしろ3−0とするチャンスがあったのだが。しかしむしろその逆に得点を許してしまったよ。いくつかの場面に関しては、守備面での姿勢で問題が見られていたね。激しさという点で不足していた。総じて見て良いパフォーマンスではあったものの、ただここぞという場面ではそれが見られなかったということだ」
ルシアン・ファヴレ(監督:ドル
<トムント
「最終的には興奮に包まれる結果となったね。実に素晴らしかった。レヴァークーゼンはむしろ3−0とさらにリードを広げることができただろうが、しあし我々は後半では試合をコントロールし、そして良いサッカーを演じて見せたよ。首位浮上はとても良いことだね。これで良い出だしといえるさ」


9月30日15時30分〜(日本時間22時半)

フランクフルト(15位)*4−1ハノーファー(16位)
【得点経過】1−0:ヌディカ(36分、ハーラー)2−0:レビッチ(45+1分、ハーラー)3−0:デ・グズマン(59分、レビッチ)3−1:ムスリヤ(86分、ウッド)4−1:ジョヴィッチ(89分、デ・グズマン)
【マン・オブ・ザ・マッチ】アンテ・レビッチ(フランクフルト)
アディ・ヒュッター(監督:フランクフルト)「とにかく今回の勝利を嬉しくおもう。ファンにも喜んでもらえたのではないだろうか。ホーム戦での初勝利というのは安堵感をもたらしてくれるものだよ。そして試合内容も勝利に見合ったものだったと思っている。ポイントとなったのは3−0と突き放すことに成功したところだね。今回の勝ち点3は嬉しいよ」
アンドレ・ブライテンライター(監督:ハノーファー)「これだけの点差も内容に見合ったものだといえるさ。先制点を許すまでは比較的均衡した試合展開となった。両チームともにあまり得点チャンスをつかんではいなかったね。ただ前半終了間際に2点リードを許したことには非常に苛立ちを覚える。今回の試合に際しては、両チームともに似たような状況で臨んでいたのだが、フランクフルト側は今日は勝利にむけて全力を尽くしていた。総じて見て苦しい戦いとなったよ。ブンデスリーガでは、対人戦においてあんなにも容易にミスをおかしてはならないものだ。その点で今日は不足していたように思う」

9月30日18時00分〜(日本時間25時)

アウグスブルク(12位)vsフライブルク(10位)
【得点経過】1−0:カイウビー(19分、リヒター)2−0:フィンボガソン(34分、ハウウェーレウ)2−1:シュミット(49分OG、)3−1:フィンボガソン(68分PK、フィンボガソン)4−1:フィンボガソン(83分、ハーン)
【マン・オブ・ザ・マッチ】アルフレッド・フィンボガソン(アウグスブルク)
マヌエル・バウム(監督:アウグスブルク)「我々にとって最高の形での前半の戦いを演じられた。後半での立ち上がりではあまりにも規律を失っていたところがあったが、しかしながらフライブルクのカウンターを食らわずにすんだよ。フィンボガソンはじめ、選手たちの努力が報われたことは非常に嬉しく思っている」
クリスチャン・シュトライヒ(監督:フライブルク「結果は内容に見合ったものだ。それは間違いない。前半にみせたパフォーマンスについては考えものだよ。フィジカルな部分でも問題を抱えており、低調なパフォーマンスを露呈してしまっていたね。2−2とすることだって可能だったとは思うのだが、しかしいかんせんしっかりと決めることができなかった。ただアウグスブルクが勝利にふさわしかった。それは確かなことさ」

**・・・チャンピオンズリーグ参加クラブ

*・・・ヨーロッパリーグ参加クラブ

“・・・1部昇格を果たしたクラブ

()内の数字は前節終了時の順位


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