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2019年03月01日

最下位ニュルンベルクが思い描く、ライプツィヒ攻略プランとは

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 シーズンも残り3分の1となったところで、23試合を経過しわずか勝ち点13。最下位に沈んでいる1.FCニュルンベルク。ただ安全圏内にある15位アウグスブルクとの勝ち点差はわずかに5、そしてそのアウグスブルクが金曜、首位ドルトムントと対決することからも、ニュルンベルクとしては是が非でも今節では勝ち点を積み重ねていきたいところだ。

 だが今回の対戦相手は、あのRBライプツィヒだ。これほどまでに警戒するのは、何もライプツィヒが現在4位につけているというだけではない。前回の対決では、0−6とニュルンベルクは大敗を喫しているのである。ただ確かに、その前にはドルトムントに0−7と同じく大敗を喫し、それよりはマシな結果だとはいえるのだが、しかし実際には二桁失点をしてもおかしくはない展開だったこともまた確かだ。

 先日から暫定監督としてチームを率いている、ボリス・ショマース氏はライプツィヒ攻略に向け、「前回の対決では、相手の思惑どおりにさせてしまった。そこからヒントを得ていかないといけない」とコメント。さらに「ドルトムント戦の時のように、守備の時にはうまくコンパクトに、規律をもって構えることだ。そしてポゼッション時に多くのミスをおかさないようにすることだよ」と言葉を続けている。

 その指揮官が語るドルトムント戦とは、後半戦で行われた大敗からの再戦のことだ。そこでショマース監督率いるニュルンベルクは、首位ドルトムントと0−0と勝ち点1を確保することに成功。ただしニュルンベルクとしては、よりオフェンス面で仕掛けていきたいところでもあり、そのためには守備面に影響を及ぼすことなく、一致団結した意欲的なプレーも求められることになるだろう。

 ただその一方で、ここのところはトップの位置で定位置を確保していたアダム・ズレラクが、前十字靭帯断裂の大怪我を負い残り全休することが明らかとなった。その代役候補の最有力とみられるのが、昨季に1部昇格に貢献したミカエル・イシャクである。

 確かにズレラクは攻守に渡り精力的なスプリントをみせてはいたが、あまりボールがこないこともあり得点に絡む姿は見受けられていない。だがその点でイシャクは、ニュルンベルクにおけるトップの選手ではベストであり、得点力やポストプレーを得意とする選手。確かにカウンターサッカーには不向きなところもあるかもしれないが、しかしこの試合でニュルンベルクがカウンターだけに終始するつもりはないだろう。

 ショマース監督は「ここ10〜12日間は非常に精力的に練習に取り組んでいる。チャンスをつかむのにふさわしい」とコメント。また今冬に獲得したベテランウィングのイヴォ・イリチェヴィッチについては、マテウス・ペレイラの3試合の出場停止もあり出場が期待されるところだが、「メンバー入りはすることになる」と明言。その一方でセンターバックのゲオルグ・マルグライターについては、筋肉系の負傷によりこの試合も欠場を余儀なくされるとのこと。「回復経過は我々や彼の思惑よりも時間がかかっている。ただリスクはおかすことができないんだ」
 


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