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2019年04月04日

ドイツ頂上決戦を10度さばいた名審判員メルク氏「この試合は特別」

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 かつて世界最優秀審判員に3度選出されたマルクス・メルク元審判員ほどに、バイエルンとドルトムントによる頂上決戦をさばいた審判員は存在しない。現在はテレビ解説者を務める同氏は、他の審判員でも最高で5試合しかさばいていないこの試合を、10試合もさばいた経験の持ち主なのだ。「この試合は10年来にわたって、間違いなくシーズンのハイライトでありつづけた。仮に優勝がかかっていない戦いであってもね。この試合をさべけるというのは審判員にとって大きな意義をもつものだよ」

 だが審判員にとって、決していいことばかりでもない。「前半戦では、マヌエル・グレーフェ審判員が素晴らしい仕事をしていたが、それでも試合終了後には粗探しが行われることになる」と指摘。さらに「大きな重圧がかかってくる。以前にカイザースラウテルンが優勝争いに絡んでいた時に、そこの出身である私がバイエルンvsドルトムント戦でどういう判断をくだすのかと言われたほどだった」と言葉を続けている。

 「だがそれでも私はぜひ素晴らしい仕事をしたいと思っていたよ。常に普段と変わらない試合だと強調していたが、でも実際には違うものさ。試合前にはあまりにも大きな重圧に晒されることになる。その多くの場合が優勝を左右する、勝ち点の意味が非常に大きなケースだからね。自分のなかでは、99%ではダメなんだ。今日は100%以上のものを出すしかないと言い聞かせて臨んだものだよ」
 


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