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2019年04月06日

【バイエルンvsドルトムント】頂上決戦前に知っておきたい7つのポイント

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 本日迎えるドイツの頂上決戦、バイエルン・ミュンヘンvsボルシア・ドルトムントは、別の見方をするならばブンデスリーガにおける最強のオフェンス力を決める直接対決でもある。

得点数:今シーズンのバイエルンはすでに69得点をマーク、なかでも得点ランク1位のロベルト・レヴァンドフスキが19得点をあげているところだ。対してドルトムントは66得点でブンデス2位。最多得点はパコ・アルカセルではあるものの、この試合は負傷のためにメンバーから外れている。

スコアポイント:またレヴァンドフスキはこれまで、ホームで古巣ドルトムントと対戦した4試合では8ゴールをあげており、今季はここまで11アシストもマーク。チーム全体では43.5%に相当する30得点に絡む活躍をみせており、それに続くのがドルトムントのジェイドン・サンチョで20得点に絡んでいるところだ。

セットプレー:今シーズンのドルトムントは、セットプレーから16得点をあげており、その内訳はコーナーが6、フリーキックが1、フリースローからも1、そしてPKが3となっている。なかでもそこで脅威となるのがラファエル・ゲレイロなのだが、同選手もまたアルカセルと同様に負傷欠場となってしまった。一方のバイエルンは今季は14得点を記録。コーナーは9度(リーグ最多)、フリースローからは2度、PKでは3度得点に結びつけている。ただ興味深いのはドルトムントが許した失点のうち、実に4割がセットプレーからのものだということだろう。

カウンター:ただ逆にバイエルンはカウンターで脆さを露呈。特にドルトムントはリーグ最多となる14得点を素早いカウンターから決めているだけに不安材料だ。バイエルンでは守備陣のカバーや対応にまずさをみせる形で、カウンターから7失点を許しているところであり、容易にセンタリングを許すところや、ビルドアップでのパスミスなど安易にロストをおかす部分なども課題としてあげられるだろう。

ウィンガーからのアタック:特にバイエルンでは右ウィング、右サイドバックからの攻撃を好む傾向があり、これまでの総得点の半分以上にあたる37得点がそこから生まれてきた。逆にドルトムントは左サイドから同じ37得点が生まれているのだが、ただ攻守のポイントとなる左サイドの攻防では、ドルトムントではディアロ、ハキミ、ゲレイロと、3人の左SBのオプションがそろって負傷離脱中にある。

シュートの距離と確率:今シーズンのドルトムントは、PA外から得点が11となっていることからも、そこまでペナルティエリア内に固執しているということはない。一方でバイエルンは明らかにPA内での強さを発揮しているところであり、実に61得点をもマーク。5m以内からの至近距離でも16得点を決めているところだ。ただ決定力でみるとドルトムントが5.6シュート/得点であるのに対して、バイエルンは7.1シュート/得点と、効率の良さを発揮している。

土壇場での強さ:総走行距離平均で118.6kmと116.2kmとバイエルンを上回るドルトムントは、その精力さから終盤でも力を発揮しており、終盤30分での得点は全体の半分以上となる35得点(バイエルンは22)。加えてロスタイムでのゴールは9得点をマークしているところだ。

 そのほかのバイエルンにとってのネガティブポイントとしては、バイエルンは今シーズン格下以外の戦い(vsアトレチコ、vsアヤックス、vsドルトムント)では5試合すべてで未勝利であり、またドルトムントは一度リードを奪った試合では無敗を継続。加えてここ5試合での頂上決戦という数字でみれば、首位が2位より勝利をおさめているということもあげられるだろう。
 


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