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2019年04月29日

守備の安定化でバイエルンから痛み分けのニュルンベルク、一方で後任監督候補にカナディ氏浮上

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 週末に行われた首位バイエルン・ミュンヘンとのダービーでは、17位に甘んじる昇格組1.FCニュルンベルクは、あわや勝利という見事な善戦を披露。1試合平均2.2失点を喫していたケルナー前監督から引き継いだ、U23のボリス・ショマース監督からは1.1失点と守備面で改善、この日もバイエルンを相手にニャブリの1点飲みに抑えて痛み分けを演じて見せた。

 しかしそれでもニュルンベルクの今後の流れは、むしろショマース監督がトップチームから離れることにある。今冬に進退問題に揺れたデュッセルドルフでも後任候補として名前があがっていた、ダミル・カナディ氏だ。現在はギリシャのアトロミトスFCにて監督を務める48才は、ニュルンベルクの新マネージャーであるロベルト・パリクカ氏と互いによく知る仲であり、2013〜2016年まで指揮をとったSCRアルタッハにて、ヨーロッパリーグ出場へと導く成功をおさめた人物。

 ただその一方でショマース監督については、バイエルン戦後にTV局スカイに対して、パリクカ氏との話し合いが「近いうちに」行われることを示唆。そこで解決策を模索していくことになるのだが、どうやら下部チームへの監督に戻る可能性があり、その事自体はショマース監督にとって、むしろ喜ばしいと考えられることのようだ。

ペレイラ残留をめざすニュルンベルク

 そしておそらく来季のニュルンベルクの戦いの舞台となるのは、再びブンデスリーガ2部の舞台ということになるだろう。それでもクラブ首脳陣は、スポルティングからレンタル中のマテウス・ペレイラを保持したいと考えている。バイエルン戦でも得点を決めたレフティは、ここのところのチームの浮上に貢献しており、22歳のブラジル人との契約には買い取りオプションが付随しておらず、パリクカ氏は残留を目指してリスボンで交渉にあたっているところだ。


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