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2019年05月07日

再びハンド騒動に揺れたブンデス、VAR担当が見解を説明

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 ブンデスリーガVAR元年も、もうまもなく終焉を迎えようとしているが、しかしながらハンドを巡る騒動はここのところむしろ加熱ぎみとなっているテーマだ。今週末でもその騒動に揺れる結果となったが、VAR導入プロジェクト担当のヨッヘン・ドレース氏がが、国営放送ZDFの『sportschau』の中で、今節起こった3つのハンドの場面について見解を示した。

 まずバイエルンvsハノーファー戦にて、ジェローム・ボアテングのプレーに対して、VARが主審へビデオの確認を誘導したことは「正しい対応だった」とコメント。その結果、主審はPKの判断を撤回しており、相手指揮官のトーマス・ドル監督も「あれはPKではない」との見解と示している。

 またドルトムント戦でのマリオ・ゲッツェに対するハンドも修正。「正しい判定となった」と賛辞をおくっており、相手指揮官フロリアン・コーフェルト監督も「異論はない」と語っていた。

 ただし今節で騒動となったのはベルリンvsシュトゥットガルト戦でのプレーであり、確かに相手DFレキクはできるかぎりハンドを避けようとはしていたものの、主審はこれを見逃して試合は続行。いったいなぜそこにVARが介入しなかったのか?

 このことについてドレース氏は「あの場の誰も気づいていなかった、実際に抗議も何も起こっておらず、声があがったのはハーフタイムのことだ」と説明。「VAR自身もあのプレーには気づいていなかった」としており、「1つ1つ全てのプレーについて確認するわけではありません」と強調。

 ミスジャッジは当然のことながら「起こって良いのではない」とし、「我々からも説明し難いものもある」としながらも、「審判員だって人間であり、機械ではない。ミスだって起こってしまうものだ」と擁護している。
 


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