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2019年05月20日

「この上ない」バイエルンでの花道を飾った、ロッベンとリベリ

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 実に10年ぶりに最終節にまで持ち込まれた、ブンデスリーガ優勝争い。ホームのバイエルンは、CL出場も狙うアイントラハト・フランクフルトを相手に、最低でも勝ち点1を取らなくてはならない状況へと追い込まれていた。しかしそこで見事、5ー1と快勝をおさめて優勝を確定。試合後、トーマス・ミュラーはシーズンを振り返る「かなりの重圧、そして苛立ちを感じ、そして勝ち点差9を巻き返した」と胸を張っている。

 さらにこの試合がバイエルンでの最終戦となったアリエン・ロッベンとフランク・リベリに対し、「これ以上ない」別れの舞台になったとの見方を示し、「彼らがみせてきたもの、それは誰もが知るところだ」と賞賛。さらにその二人が共にゴールを決めたことについて「すごいよね」と舌を巻いている。ただロッベンについては、さらにもう一つのビッグチャンスが巡ってきており「あれは決めなくてはいけなかったね」と同選手。

 「それで通算100得点目にのせられるにこしたことはなかったけど、でも99得点目でも素晴らしい数字さ。苛立ちを感じる必要はない」と語った。「僕にとっては、またプレーできたことが何よりだった。この試合に燃えていたからね。身体中が気持ちに溢れ、それは言葉で説明し難いものだよ」

 さらにリベリも「最後のアリアンツ・アレナの舞台」で、「2・3年なんかではなく、12年過ごした」このミュンヘンの地に別れを告げる事になるが、ベストシーズンについては2013年をあげており「あれはすごかった。決して忘れられないよ」と言葉を続けている。


 また、ウリ・ヘーネス会長は「こういう日に、素晴らしい得点を決めてくれた。涙を抑えきれなかったよ」と最後のプレーに対して感無量に。その一方で、就任1年目で優勝を果たしたニコ・コヴァチ監督については、すでに進退問題も浮上しているところだが、このことについては「その議論に関わるつもりはない、このような歓喜の日にね。」と強調。ハサン・サリハミジッチSDは「私は監督に全幅の信頼を置いている、。来季も彼が監督を務めるとみている」と語った。


 なおこの日は、ブンデスリーガ22得点をマークしたロベルト・レヴァンドフスキに対して、kicker誌より得点王が授与。ゲルト・ミュラー氏につぐ、通算4度目となる得点王に輝いた同選手は「これは大変な名誉だ。こんな偉大なレジェンドにつぐことができるなんて。ただ彼は7度手にしていて、まだちょっと差があるけどね」と喜びを語っている。

 


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