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2019年06月28日

ブンデスリーガ、脳震盪対策として基準値テストを義務化

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 来シーズンよりブンデスリーガ1部2部、全36クラブに所属するすべての選手に対して、脳震盪対策としてドイツサッカー連盟が1つの診断テストの義務を貸したことが水曜日に明らかとなった。

 発表内容によれば、「今後の頭部による負傷にプロフェッショナルに対応していくこと、そして選手たちのリスクを軽減していくために、2019/20シーズンから『ベースライン・スクリーニング』と題したテストを、ブンデス1部2部全36クラブの全選手を対象に行います」とのこと。これはドイツサッカー連盟メディカル部門からの推薦を受けての判断だという。

 これまで頭部の負傷に関しては、各チームドクターに「正常」な状態であるかどうかの判断が委ねられていたのだが、今回のテストではシーズン前にメディカルチェックを行うことで、その正常値をベースラインという形で設定。これはさっそく義務として実戦されることになる。

 このテストは脳機能やバランス、記憶など多岐に渡るものであり、その基準値から外れた場合に即座に頭部の異常に感知する、また選手起用についての判断についても1つの手法にもなるだろう。逆にいえばこれがクリアできれば、頭部に関しては安心して試合に臨むことができる。

 頭部の負傷については、特にアメリカのNFLなど、これまでにも選手の重傷へとつながる可能性について指摘・対策が講じられているところだ。
 


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