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2019年08月09日

日本人選手が2人:ブンデス18クラブ『夏のウィナーたち』

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 もう間も無くして、今シーズン最初の公式戦となる、ドイツ杯初戦を迎えることになるブンデスリーガ。果たして今年の夏において、各ブンデスリーガ18クラブそれぞれのウィナーはいったい誰か?開幕前に改めて、チェックしていこう。

FCシャルケ04:アミーヌ・アリ
 昨年は死亡事故にはじまり、それから苦しいシーズンも過ごすことになったアリだが、この夏で巡ってきたチャンスを活かすことに成功。精力的にプレーし、創造性もみせ、テストマッチでは数多くの得点に絡んで見せた。今はもっとも好印象を残している中盤に居場所を見出している。

ボルシア・メンヒェングラードバッハ:トビアス・シュトローブル
 クリストフ・クラマー?デニス・ザカリア?いや、ボランチでプレーしているのは再びトビアス・シュトローブルだ。足首の靭帯を断裂したクラマーについては、引き続き開幕戦での出場に望みをつないではいるものの、それでもシュトローブルはファーストチョイスだろう。

1.FCウニオン・ベルリン:マリウス・ビュルター
 わずか1年前まではブンデス4部相当のレギオナルリーガにてプレーしていた26才の攻撃的選手だが、2部だったマグデブルクを経て、今はブンデス1部昇格を果たしたウニオンにてプレー。そしてポリバレントなビュルターは、その開幕戦での先発出場に向けて高い可能性をもっている。

ヘルタ・ベルリン:ヴェダド・イビセヴィッチ
 ヘルタ・ベルリンの主将は、火曜日に35才の誕生日を迎えた今も体調はよく切れもあり、得点へのハングリーさも実証。準備期間ではクリスタル・パレス、フェネルバフチェ、カールスルーエ、そしてブラウンシュヴァイクを相手に得点を決めており、トップの定位置を確保している状況だ。

バイヤー・レヴァークーゼン:パウリーニョ
 昨年に1850万ユーロでブラジルからドイツへと渡った若武者は、その加入初年度では苦しい時間を過ごすことになったものの、今はその存在感と得点力を示しており、今夏にドルトムントへ渡ったブラントのポジションで起用。ただいきなり先発を掴み取るということは厳しいだろうが、それでも大きな前進を遂げたことにかわりはない。

1.FSVマインツ05:エジミウソン・フェルナンデス
 移籍当初は感染症により苦しめられた23才のスイス人だが、しかしそれから状態を上げていっており、ボランチやCMFでプレー可能なMFは、対人戦での強さや視野の広さを披露。お膳立てもみせており、リーダーとしての資質も兼ね備えている。

1.FCケルン:フロリアン・カインツ
 新監督就任から採用されている4−4−2システムにおいて、左ウィングで欠かせない存在となったオーストリア人MFは、特にカウンターでその強さを発揮し、さらに中へ切れ込み得意の右足での強烈なシュートも兼ね備えている選手だ。

フォルトゥナ・デュッセルドルフ:ザック・ステッフェン
 米国代表GKは落ち着きを高いアスレティシズムをもち、機動力、そしてPA内での強さをみせている。ミヒャエル・レンジングの負傷もあり、ステッフェンは開幕戦からデュッセルドルフの先発GKとして出場することが確実だ。

ヴェルダー・ブレーメン:大迫勇也
 この夏に攻撃を牽引してきた主将マックス・クルーゼが抜けたブレーメンだが、今シーズンでは大迫勇也がオフェンスの中心として中盤でプレー。素晴らしいパッサーとしての活躍をみせている。
 
TSGホッフェンハイム:ヴィンセンツォ・グリフォ
 レンタル先の古巣フライブルクで大きな自信を胸に戻ってきたテクニシャンは、ホッフェンハイムでの3度目となる挑戦に向けて、そのキープ力と危険なセットプレーをみせており、先発の座を手にしたようにもみえる。

FCアウグスブルク:フロリアン・ニーダーレヒナー
 新たな挑戦を求めてフライブルクから加入したニーダーレヒナーは、この夏で5得点4アシストを決めるなどアピールに成功。さらにその精力的なプレースタイルは、シュミット監督のスタイルにマッチした選手だともいえるだろう。

ブランドン・ボレロ
 昨夏の加入直前に負った前十字靭帯断裂によりトップチームの出場はなかった、ボレロ。しかし今夏オーストラリア代表としてプレーした勢いでブンデスデビューも果たしたい。準備期間では全てをこなせており、新戦力のクウォンの負傷もあって状況は決して悪いものではない。

SCパダーボルン:セバスチャン・ヴァシリアディス
 昨季では決して先発の座を確保していたというわけではなかったが、今はすでにパダーボルンの中盤として欠かせない存在となった。ボール奪取能力や、プレー展開でいいものを持っており、セットプレーなど得点への脅威につながるボールも供給している。

ボルシア・ドルトムント:パコ・アルカセル
 スペイン人FWはこの夏は全てのメニューに参加しており、ドルトムントに加入して以来はじめて、体調面で良い状態にあるようだ。ここまでのテストマッチでは、バイエルンとのスーパーカップも含めて5得点をマークしており、チーム最多をマークしている。

RBライプツィヒ:ディエゴ・デメ
 昨季後半戦では、病気などの影響もあって、定位置を失うことになったMFだが、しかしながら今夏に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の下で再び定位置争いを展開。再び先発の座に向けて近づいているところだ。

アイントラハト・フランクフルト:鎌田大地
 23才の日本人選手は、昨季ではベルギー1部シントトロイデンへレンタル移籍。そこで公式戦36試合に出場し16得点9アシストをマークした。フランクフルトで先発の座を確保することは確かに難しいが、ただそれでも立ち位置が明らかに改善されたこともまた確かだ。そのスピード、テクニック、そして視野の広さは、フランクフルトのプレーをより豊かにしてくれるものである。

バイエルン・ミュンヘン:ジェローム・ボアテング
 2014年にブラジルワールドカップ優勝を果たした元ドイツ代表CBは、本来ならばこの夏の移籍候補の有力選手の一人として数えられていたものの、しかしながら再びバイエルンでその存在感を示しており、この夏は非常に状態がよく、定位置争いへと加わってみせているところだ。
 


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