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2019年10月19日

得点すると敗戦?100試合目出場で流れ変えたいヘニングス

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 今シーズン15位と下位争いを演じているフォルトゥナ・デュッセルドルフの中で、ルーヴェン・ヘニングスは数少ない、本来の期待に応えている、むしろそれ以上のものを見せている選手の一人だ。ここまで4得点をマークしてきたベテランFWではあるものの、しかしながらその試合でデュッセルドルフには余り幸運な結果はもたらされていない。

 土曜日に行われる1.FSVマインツ戦においても、ヘニングスの名前がスターティングメンバーに連ねていることに疑問はないだろう。攻撃陣の中で唯一、求められる状態にある選手であり、今シーズンはそれを公式戦初戦から示し続けているところだ。

 ドイツ杯初戦ヴィリンゲン戦にて同選手は、国営放送ARDより権威ある『今月のゴール』へと選出される見事なゴールを決めており、さらにリーグ戦でもここまでチームの半数近くとなる4得点をマーク中。さらにヘニングスはオフェンス面のみならず、ディフェンス面においても相手のDFへ積極的に迫る姿勢をみせるなど精力的にチームへの貢献を示してる。

 しかしながら奇妙なことに、ヘニングスが得点を決めた試合では、デュッセルドルフは笑顔でピッチを後にすることができていない。リーグ戦最近5試合での得点は、その全てが先制点を意味する重要なものであるにも関わらず、そのうち最近3試合に関してはいずれもデュッセルドルフは敗戦。ブンデスリーガの選手たちのなかで、これは最長という不名誉なリーダーとなってしまっている。唯一の例外となった試合が開幕戦のブレーメン戦であり、この試合でデュッセルドルフは3−1で勝利をおさめた。

 ただいずれにせよ、それ以来6試合連続未勝利が続くデュッセルドルフにおいて、ヘニングスの得点に関わらずマインツとの下位直接対決を制しておきたいところ。さもなくば降格圏内をギリギリのところで免れている15位から、さらなる転落を意味することになってしまうからだ。そして特にこの試合でデュッセルドルフとして、記念すべき100試合目を迎えるヘニングスとしても、この試合こそ笑顔でピッチを後にしたいところだろう。

 その一方で不透明のままとなっているのが、今季いっぱいまでとなっている契約の行方だ。すでに最初の話し合いはこの夏に行われており、今の所はまだその最終結論は導き出されてはいない。しかしフリードヘルム・フンケル監督は引き続き残留することへの期待感をみせており、「そう期待しているし、信じているよ」と強調。「ルーヴェンが延長し、長くデュッセルドルフにとどまるということをね」と、言葉を続けた。
 

 


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