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2020年02月14日

ブンデス第22節:全9試合、注目ポイントと先発予想

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【ドルトムント(3位)vsフランクフルト(9位)】

 この試合ではブンデスで最もドリブルを積極的に仕掛ける、フィリップ・コスティッチ(フランクフルト:107)と、ジェイドン・サンチョ(ドルトムント:100回)が直接対決。なお成功率はコスティッチが62%で、53%のサンチョよりも軍配があがるが、果たしてこの試合の結果はどうか?

ドルトムントの予想:ビュルキ – アカンジ, フメルス, ザガドゥ – ハキミ, Can, ヴィツェル, ゲレイロ – T.アザール, ハーランド, サンチョ
※kickerポイント:ロイス、そしてブラントの離脱により、ファヴレ監督は中盤の起用への対応を余儀なくされる。そのため可能性としては、システム変更もあり得るだろう。
フランクフルトの予想:トラップ – トゥーレ, アブラーム, ヒンターエッガー, ヌディカ – イルザンカー, ローデ – チャンドラー, ガチノヴィッチ, コスティッチ – シルバ
※kickerポイント:ローデが先発復帰、コールがベンチに下がる可能性があるだろう。ただ総じて見て、ここまで好パフォーマンスをみせているチームをいじる必要性は見受けられない。なお復調したドストがFWのオプションに。

【ライプツィヒ(2位)vsブレーメン(17位)】

 注目の若手指揮官による対決の中で、両者を分ける最も大きなスタッツの違いを挙げるならば、ライプツィヒはブンデスリーガで最もジョーカーゴールが多い、8得点をマークしているということ。ブレーメンは今季はいまだ無得点となっており、最後に得点したのは昨季最終戦のピサーロ。

ライプツィヒの先発予想:グラーチ – ムキエレ, クロスターマン, ウパメカノ, ハルステンベルク – サビッツァ, ライマー – ダニ・オルモ, エンクンク – シック, ヴェルナー
※kickerポイント:ナーゲルスマン監督は負傷離脱となったアダムスの穴埋めの対応に追われることになる。ムキエレが右サイドバックの先発オプションということになるだろう。
ブレーメンの先発予想:パヴレンカ – ゲブレ・セラシエ, トプラク, モイサンデル, フリードル – フォクト – M.エッゲシュタイン, クラーセン – ビッテンコート, ラシカ – サージェント
※kickerポイント:ゲブレセラシエが4バックの右サイドバックとして、先発復帰する可能性があるだろう。トプラクやモイサンデルの代わりに、ヴェリコヴィッチが先発出場する可能性もある。またバルテルス、ヴォルトマーデ、ゴラーらも先発のオプションだ。

【ホッフェンハイム(7位)vsヴォルフスブルク(10位)】

 2015年から2019年までLASKにて監督を務めていた間で、現ヴォルフスブルク監督のオリヴァー・グラスナー氏が天敵としていたのが、今冬よりTSGホッフェンハイムに加入したモアネス・ダブール。同氏にとっては最多となる5度もゴールを決められている。

ホッフェンハイムの予想:バウマン – ビチャクチッチ, アクポグマ, B.ヒュブナー – カデラベク, グリリッチュ, スコフ – ルディ, バウムガルトナー – ダブール, クラマリッチ
※kickerポイント:バウマンはまだ時期尚早という判断になれば、ペントケが引き続き先発GKに。またクラマリッチが欠場となれば、ベブー、アダムヤン、ブルン・ラーセンらが控えているところだ。また3−4−3システム、4−3−3システムの可能性もあるだろう。
ヴォルフスブルクの予想:カスティールス – ムバブ, クノッヘ, ブルックス, ルシヨン – ギラボギ – X.シュラーガー, アーノルド – メーメディ – ウェクホルスト, R.シュテッフェン
※kickerポイント:出場停止のポングラチッチの代わりには、ブルックスが起用。FWではウェクホルストが先発復帰し、ギンチェクがベンチスタートとなることが考えられる。

【アウグスブルク(12位)vsフライブルク(8位)】

 アウグスブルクはこれまでのホーム戦7試合で、SCフライブルクに敗れたことがまだ、1度もない。ちなみにアウグスブルクは、グラードバッハに対してホーム戦では8試合無敗となっている。

アウグスブルクの予想:コウベク – フラムベルガー, ハウウェーレウ, ウドゥオカイ, マックス – ケディラ, バイアー – M.リヒター, バルガス – フィンボガソン, ニーダーレヒナー
※kickerポイント:ハウウェーレウとマックス(風邪)の出場は疑問視。代役候補は、CBにはイェドヴァイ、左では五輪予選から戻ってきたイアゴが控えているところだ。フラムベルガーも、右で先発のチャンス有り。
フライブルクの予想:シュヴォロウ – シュミット, グルデ, ハインツ, ギュンター – アブラシ, ヘフラー – ハベラー, ヘフラー – ヴァルトシュミット – ペテルセン
※kickerポイント:コッホの起用は疑問視(頭部の裂傷)ということがあり、システムを4−4−2とすることが考えられる。ハベラーがアブラシから先発の機会奪取か?また守備的なバリエーションであれば、ウィングでクォンが起用される可能性も。グリフォはまだ我慢ということになるだろう。

【パダーボルン(18位)vsヘルタ(14位)】

 パダーボルンとヘルタ・ベルリンに共通する、ある1つのスタッツがある。それは今シーズンに、ペナルティ・エリア外から決められた得点数が、共に7失点ずつあるということだ。ちなみにこれは、マインツとも並びブンデスリーガ最多。

パダーボルンの予想:ツィンゲルレ – ヤンス, シュトローディーク, ショーンラウ, コリンズ – ジャスラ – ヴィジリアディス, サビリ – プレーガー, アントウィ・アジェイ – マンバ
※kickerポイント:出場停止と風邪から回復したギャスラが先発へと復帰。ゾーリンスキはベンチスタートか。それでもMF先発有力候補だ。また背中に問題を抱えるサビリの出場が危ぶまれている。
ヘルタの予想:ヤースタイン – クリュンター, ボヤタ, レキク, プラッテンハルト – アスカシバル, シェルブレッド – グルイッチ – ルケバキオ, ディルロスン – ピョンテク
※kickerポイント:ヌーリ暫定監督が4バックに戻すかもしれない。レキクのみならず、シュターク、トルナリガ、ミッテルシュテートも先発候補。ドゥダも中盤で先発するかもしれない。

【ウニオン(11位)vsレヴァークーゼン(5位)】

 レヴァークーゼンのカイ・ハヴェルツが、20才と249日目にして、ブンデス50勝目に王手をかけている。これはユリアン・ドラクスラーの20才と232日、そしてクリスチャン・プリシッチの20才と235日に続く記録だ。

ウニオンの予想:ギキーヴィツ – フリードリヒ, K.シュロッターベック, スボティッチ – トリメル, ゲントナー, アンドリヒ, C.レンツ – イングヴァルトセン, ビュトラー – アンデション
※kickerポイント:イングヴァルトセンの代わりに、マリが先発する可能性がある。守備陣ではフリードリヒが出場停止から復帰。代役候補はヒュブナー。膝を負傷していたギキーヴィツは、水曜日に通常通りに練習参加を果たしている。
の予想:フラデツキー – L. ベンダー, ター, S. ベンダー, シンクフラーフェン – アランギス, アミリ – ベララビ, ハヴェルツ, ディアビー – フォランド
※kickerポイント:アランギスがふくらはぎに負傷明けで先発する可能性がある。デミルバイは出場停止明け。負傷から回復したパラシオス、バウムガルトリンガーもオプション。ベイリーも両ウィングで候補だ。

【デュッセルドルフ(16位)vsグラードバッハ(4位)】

 ブンデスリーガにおいて最も得点数の少ないフォルトゥナ・デュッセルドルフ(20得点)が、守護神ヤン・ゾマー擁するブンデス最少失点のボルシア・メンヒェングラードバッハの守備陣へと挑む。(23失点)

デュッセルドルフの予想:カステンマイアー – アダムス, M.ヨルゲンセン, スットナー – M.ツィマーマン, モラレス, トミー – シュテーガー, V.ベリシャ – ヘニングス, アンポマー
※kickerポイント:筋肉系の問題によりアイハンの出場が危惧。ヨルゲンセンがブンデス先発デビューを果たすかもしれない。シュテッフェンは引き続き離脱、膝の問題で治療を続けているところだ。
の予想:ゾマー – ライナー, ギンター, エルヴェディ, ヴェント – ザカリア, ノイハウス – ホフマン – ヘルマン, エムボロ, テュラム
※kickerポイント:クラマーが頭部打撲から復調。ボランチでの先発オプションとなる。ヤンシュケも筋損傷から回復しており、この試合からメンバー入りするかもしれない。
 
【ケルン(13位)vsバイエルン(1位)】

 1990年にバイエルンからケルンに移籍し、3年間にわたって44試合でプレーした経験をもつ、バイエルンのハンジ・フリック監督にとっては古巣戦。ちなみにケルンのホルスト・ヘルト代表とは、ケルン時代に共に23試合でプレーした仲でもある。

ケルンの予想:T.ホルン – エヒジブエ, ボルナウ, チホス, カッターバッハ – スキリ, ヘクター – ドレクスラー, ウート, ヤコブス – コルドバ
※kickerポイント:扁桃腺炎から回復したヤコブスの状況も含め、ギズドル監督はフライブルク戦での先発メンバーを引き続き起用することが考えられるだろう。カインツもオプション。3バックおんバリエーションも考えられるが、ただ5バックの可能性は低いか。
バイエルンの予想:ノイアー – パヴァール, ボアテング, アラバ, デイヴィース – キミヒ – ゴレツカ, ティアゴ – T.ミュラー, ニャブリ – レヴァンドフスキ
※kickerポイント:胃腸炎のために、ノイアーが木曜練習で不参加。エルナンデスとコマンについては、まだ先発のオプションとまではならない。風邪を患ったキミヒ、足首に軽い問題を抱えたデイヴィースは水曜の練習参加を見送ったが、 こちらは両選手ともに出場可能の見通し。

【マインツ(15位)vsシャルケ(6位)】

 今シーズンのシャルケはここまでリーグ戦21試合において、8試合でドローを演じており、これはブンデスリーガ内で最多となる試合数だ。その一方でマインツは、これまで1度もドローを記録しておらず、これはブンデス18クラブの中で唯一の数字。

マインツの予想:ツェントナー – シン・ジュステ, ブルマ, ニャカテ – R.バクー, バレイロ, ラッツァ, ブロシンスキ – エズトゥナリ, クアイソン – シャライ
※kickerポイント:シャライと入れ替わる形で、ここのところベンチスタートだったマテタが、先発出場する可能性があるだろう。足首の負傷から回復したミュラーが、バックアップとしてオプションに。
シャルケの予想:ニューベル – ベッカー, トディボ, ナスタッチ, オチプカ – マスカレル – シェプフ, マッケニー – アリ – グレゴリッチュ, ラマン
※kickerポイント:靭帯を断裂していたケニー、そして大腿を負傷していたカバクが、水曜日からランニングメニューを実施。マインツへの遠征帯同の可能性は残されている。セルダーの参加は、あくまで足の打撲からの痛みを克服できた場合のみだ。
 


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