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2020年03月16日

バイエルンとドルトムントの代表、閉幕なら「多くのクラブが問題抱える」

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 「いったい、どれほどコロナウィルスの問題は続いていくのだろうか」バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表は先週金曜、サッカー界でも震撼させ続けているこの話題について口にした。「いかにして、この問題をうまく克服していけるのか」その問いに対し、先日ブンデスリーガでは1部2部ともに、代表戦期間明けとなる4月2日まで、リーグ戦の開催を延期することを決断した。

 「ポイントの1つとなってくるのが、やはり財政面ということになるよ。高額のテレビ放映権料がかかっているのだ。もしもその金額が支払われないような事態へと発展するならば、多くのクラブが財政面において問題を抱えることになる。だからこそ、ひとまずリーグ戦を再開することを前提にしていることは、正しいことだと言えるとは思うね。」


 そしてこの考えと全く同じ言葉を口にしたのが、ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケ代表である。「元どおりにいくまでには、だいぶ時間がかかることだろうさ。再開するとしても無観客のままのはずだよ。リスクは最大限に回避する。仮にレヴィアダービーをあのまま開催したとしても観衆は80人程度だったろうが、それでもリーガは7500万ユーロの損失は免れることはできたのだから。決して慌ててはいけない」


 バイエルンのルメニゲ代表も、リスクの回避には全力を尽くす姿勢を強調しており、「毎日検査するようなことはしない」ものの、「選手やスタッフ全員に対して、他者とのコンタクトへのガイドラインを手渡している。」と明かしており、バイエルンのハンジ・フリック監督は「本当に難し状況だよ。こんな事は経験したこともない。」と、コメント。


 さらにルメニゲ代表は、代表戦参加への移動のリスクの軽減など「FIFAやUEFA」といった国際機関に対して、早期の解決策が提示されることを求めていたが、その発言の翌日にFIFAは、各クラブに対して、今回の代表戦に選手を派遣することについて、クラブ側には派遣の義務は生じないことを明らかにしている。
 


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