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2020年04月02日

ブンデスリーガ、臨時総会における確認事項5ポイント

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火曜日に行われたドイツサッカーリーグ機構総会にて、いったいどのような事が話し合われていたのか?それを5つのポイントに集約して総括していこう。

ブンデス1部2部ともに、再開は4月30日まで見送り

 ビデオカンファレンス形式にて行われた今回の話し合いでは、予想通りにすでにドイツサッカーリーグ機構役員会で確認がなされていた、リーグ戦再開を4月30日まで見送ることを、全会一致で可決した。またkickerが得た情報によれば、5月からの再開については無観客試合を予定しており、ザイファート代表取締役は「現時点ではあくまで、6月30日にシーズンを終了することを前提としている。それが可能とみた上で再開するのだ」と説明している。

ライセンス手続きについては大幅に対応。倒産手続きへ入ることで勝ち点を喪失することは一時停止

現時点で倒産手続きへと入るクラブに対しては、このコロナ危機から脱するために集中する時間を与えるために勝ち点の没収を見送り。ひとまずは競技面に集中するための猶予が与えられることになる。本来ならば倒産手続きに入った時点で勝ち点9が没収となるのだが、来シーズンに関しても勝ち点3程度に留める方針だ。またライセンス手続きに関しては、流動資産はひとまず見送られることになる。

その見返りとしてドイツサッカーリーグ機構では、早期にクラブの経済状況を把握するために、今年の10月終わりに提出予定の決算報告について、6週間早い来年の9月中旬までの決算報告を提出するよう要求。なお基準に満たない場合でも流動資産も、勝ち点没収も共に見送られるが、ただ移籍市場での活動が制限されることにはなる。2021/22シーズンからは本来の形に戻す見通しだ。

無観客試合における、各スタジアムでの明確なコンセプトの構築

「明確なコンセプト」をしっかりと持つことは、最終的に無観客試合でのチャンスをさらに高めていくことも意味する。そこでできるかぎりメディアも含めた全ての分野で、少ない人数で対応がなされる必要があり、「法的許容範囲と医療関係での対応範囲」を重視。「来季も、今年いっぱいまでは無観客の可能性はある」と、している。

タスクフォースの新設

また試合運営、練習運営など、医学的なコンセプトについては、新設されるタスクフォースが構築していくことになる。新型コロナウィルス関連について、ブンデス1部2部36クラブの情報を資料としてまとめることになり、試合直前にも選手や関係者へテストを行えるような体制の構築も目指すことに。さらに各スタジアムの衛生対策とトレーニング組織の手順のためのガイダンスを設計することにもなる。

次回の総会は4月17日

毎週金曜日に臨時総会を行なっていく。基本的にザイファート代表は「これまでにないほどブンデスリーガは結束している」と自信をのぞかせており、役員会も含めて海洋美には「大きな後押しを感じた」と明かした。
 


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