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2020年04月07日

引退初年度のレネ・アドラー「ウズウズする」

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 1年前に1.FSVマインツ05にて、そのキャリアに幕を閉じたレネ・アドラー。現在は民放TV局のサッカー解説者も務める元ドイツ代表ではあるのだが、しかしその1年目にコロナ危機へと直面。

 「できることなら明日にでもサッカーを目にしたいさ」と吐露したものの、「でも焼きソーセージ屋からサラリーマン、経営者にまで至るような解決策を見出せなくては、なかなか難しいものがあるよね。コロナ危機で失業やパニックとなれば、諍いや社会不均衡となる可能性もある。」とも強調。「サッカーを例外とすることで、社会全体へと問題を提起しかねないんだ。非常に慎重に取り組んでいかないとね」と、言葉を続けた。

 だがそれでも、改めて2019/20シーズンは「最後までやりきらなくてはならない。それは来年にスライドされたユーロやオリンピックの開催も踏まえて、来年の5月までにはシーズンを終えなくてはならないのだから」とも指摘。

 ただその一方で、引退1年目として外からみるサッカーの試合には、複雑な気持ちもあるようで「解説者としてではなく、自宅のソファーで見ているような時には、時々気持ち的に見るのが辛いことがあるよ。時には苛立ちを感じたりするね、まだ体がウズウズしたりするんだ」とも明かした。

 「寂しい気持ちはある。でもそれは頻繁に遠征するようなサッカーの世界じゃなくても良いとも思う。もちろんプロの世界には良い面がたくさんあるけどね。ただゴールに立って守るその感覚は、もうずいぶんと昔のことのように思えてしまうよ」
 


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