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2020年04月08日

名将ヒッツフェルト、未曾有の危機に「いま監督じゃなくて良かった」

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 名将オットマー・ヒッツフェルト氏は、たとえ無観客試合であったとしても、再びサッカーを目にしたいと考えている・・・。kickerとのインタビューに応じた71才の元指揮官は、サッカーにおける社会的責務や、この未曾有の危機へと臨む監督の心理などについて語った。

…コロナ危機を元指揮官という立場から見て:「」「コロナ危機を元指揮官として見て:「当然のことではあるが、私は指示に従いながら、それでも出来る限りうまく対応していこうとはしている。3人の孫たちと会えないことは寂しいものだが、しかしビデオチャットで目にすることはできているよ。このコロナ危機は、我々にとってとてつもなく大きな挑戦だ。ただキャリアについて目を向けるとするならば、いま監督ではなかったことを喜ばしく思うだろうね」

…どのような対応が求められる?:「何より未曾有の危機ということ。つまり対処した経験がない問題だということだ。ひとくちに5月か6月に再開すると行っても、指導者としては先行きが全く見えない状況へと立たされているわけで、そこで明確なプランを立てることなどできない。チームづくりもトレーニングの制御も行えないんだ。ただ全ての関係者が同じ立場に立たされているという事もできる。クラブとしては一丸となって臨むこと。その姿勢をもてることは、ポジティブに見れるのではないだろうか」

…今後の見通しについて:「基本的には今後の継続や日程調整などを決めつけるようなことはしたくはない。ただそれでも無観客試合でも開催できれば、という思いはある。もちろんそのためには行政や医療からのゴーサインが出されていることが前提だがね。サッカーには社会的責務があるんだ」

…中断後の再開について:「そういった責務をまっとうした上で、このままシーズンを最後まで行うということについては、私は賛成だよ。それは無観客であったとしても、そしてその後に夏休みがなくなるような事態になったとしてもね。プレミアでは冬季休暇はないのだし、今回の中断期間は十分に長いものがあった。それにユーロや五輪が延期されたことも好材料だろうね」
 


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