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2020年04月21日

ドイツの州知事、来月9日からのブンデス再開の可能性について言及

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 ドイツサッカー界では現在、無観客試合の話題でもちきりとなっているところだが、そんな中バイエルン・ミュンヘンらが本拠地を構えるバイエルン州と、ボルシア・ドルトムントらが本拠地を構えるノルトライン=ヴェストファーレン州の州知事が、ドイツの大衆紙ビルトとのインタビューに応じ5月9日からの再開の可能性について言及した。

 ノルトライン=ヴェストファーレン州のラシェット知事は「どういった環境下で練習が行われるのか、選手のプライベート面における行動については?試合はどういったやり方で行われるのか?」など「しっかりとコンセプトを見極めていく」ことの必要性、そして「ドイツサッカーリーグ機構がここ数日でまとめ上げた」コンセプトの遵守を強調し、その上で「5月9日ならば再開の可能性はあるだろう」と語っている。

 バイエルン州のズーダー州知事は「決して軽率に判断するようなことがあってはならない」と念を押しており、「無観客試合といったって、それも綱渡りの試みではあるのだ」とコメント。「おそらくは最短で、5月9日にそういった無観客というスタイルで、再開することができるだろう」との見方を示し、「ただ難しい決断ではあるのだよ」としつつ、専門機関の意見もしっかりと踏まえるべきとの考えを強調した。
 

 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ代表取締役は、「これらの発言は、ブンデスリーガ再開に向けて、非常にポジティブなシグナルだと思う」と述べ、「法的にも医療的にも、行政からの指導を模範的に真摯に実施し、健康被害のリスクを最小限に抑えることが重要だ」と強調。その上でこれまでコンセプトの構築を行ってきたドイツサッカーリーグ機構の「ザイファート代表ら上層部に感謝したい」と賛辞を送っている。


 一方でノルトライン=ヴェストファーレン州にある1.FCケルンでは、この日から遂に12人と大所帯でのグループへ2つに分けて練習を実施。ただ感染対策により対人戦は一切行わないなど制限された状況には変わりはなく、主将のヨナス・ヘクターは「もちろん時には、相手選手や味方選手がいるようなトレーニングを行いたい気持ちはある」と吐露しつつも、感染予防は「繊細な問題」であり、「今はこれ以上のことはできないさ」と理解。少なくともピッチで行えている現状に、「ここまではメンタル的にはとても良い感じだよ」とも語った。


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