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2020年04月24日

ブンデスリーガ再開へ用意。時期はメルケル首相との会談次第

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 木曜日に行われたドイツサッカーリーグ機構とブンデス1部2部の代表者との間で行われた臨時総会の後、プレスカンファレンスに出席したクリスチャン・ザイファート代表は、「開催の時期については我々の手に委ねられているものではない、枠組みだけだ」とコメント。ブンデスリーガの再開時期に向けた用意へ自信をみせた。

 なおその時期については、「5月最初の週は現実的ではない」が、先日に州知事からあがった5月9日については「そうなれば、そのために準備をする」と説明。最終的な開催時期への判断は、4月30日にアンゲラ・メルケル首相と共に行われる州知事会議にて下されることになる。

 その一方で注目されていたTV放映権料については、一社を除き5月にも支払いが行われる模様で、ザイファート代表は「合意へと至った。ただシーズンが最後までできなかった場合など、あらゆるシナリオについても想定している」と説明。


 kickerが得た情報によれば、ひとまずは3分の1が支払われる仕組みとなり、残りについては1試合ごとに支払われる仕組みとなるようだ。特に新型コロナウィルスによる現在の危機的状況を思えば、この判断も止むを得ないところだろう。それでも財政危機に頻するクラブにとっての恵みとなるはずだ。

 さらにドイツサッカーリーグ機構では、同じく財政難に喘ぐブンデス3部、そして女子リーグに対して、750万ユーロを提供することもまた発表。これらの金額は、先日にCL参加のドイツ勢4クラブ、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムント、RBライプツィヒ、バイヤー・レヴァークーゼンが明らかにしたおよそ2000万ユーロの返上によるところであり、ザイファート代表は改めて、「彼らのこのイニシアチブに対して感謝の気持ちを表したい」と語った。


 またドイツサッカーリーグ機構からは、リーグ戦再開に向けたコンセプトの作成も行われ、各クラブへと提示がなされており、そこには沿革に定められた規律、例えば無観客試合での最大動員人数(300人)などが明記され、またドイツサッカーリーグ機構が組織したタスクフォースにより、衛生面における管理が自宅での生活に及ぶまで設定されている。

 加えて選手たちはシーズン中は、少なくとも週に1回はコロナ検査を受ける必要があり、一方で一般への検査の影響についてはドイツサッカーリーグ機構は現時点で十分にキャパシティがあると強調。ただそれと同時に、状況次第では一般に譲る考えも示しており、今回の検査へ50万ユーロを支払うことも発表された。
 


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