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2020年05月13日

ザイファート代表からの批判に、代理人サイドも反撃

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 メジャースポーツリーグの中でその先陣をきる形により、リーグ戦再開を果たす事なるブンデスリーガ。近年ドイツにおいて影響力をもつエージェント、インターナショナル・スポーツ・マネジメントのダーク・ピートロシンスキー氏とゴードン・スティピッチ氏は、kickerに対し「クリスチャン・ザイファート代表をはじめとする、ドイツサッカーリーグ機構に対して、我々は敬意を表したいと思います。そのプロフェッショナルなマネジメントにより、ブンデスリーガを再びスタートさせることができたのですから。この再開によって、全てのプロサッカー関係者が大きな安堵を覚えたことでしょう」と、惜しみない賛辞を贈った。

 だがその一方で、そのザイファート代表は先日、フランクフルター・アルゲマイネ紙に対して「現時点において最も批判の的となっているのは、スポーツとビジネスとの関連性にある」と、ザイファート氏。「選手のサラリー、恥ずかし気もなく誇示された富、移籍金、ネットからダウンロードできるような労働契約書にさえ数百万ユーロを手にするような代理人たちのことだ」とも発言。このことについては、両氏は「まるで選手たちが金の亡者のように描かれ、代理人は愚かな仕事を行っているかのようなレッテルと貼られてしまった」と、反論している。「今の世の中では特に、社会に不満の声があまりに渦巻いています。しかしそれでも、我々はそのような声から目を背けるようなことがあってはならない」

 逆に代理人の立場から、今回のリーグ戦再開にあたり、「選手側からの声が特に聞かれなかった」ことに関するザイファート代表への批判で反撃し、「我々代理人としての仕事は、決してダウンロードボタンをクリックすることや、内輪の中だけで和気藹々とするようなものでもありません」と、強調。「ぜひザイファート代表には一度、我々の現場をみていただければと思う。直接個人的に顔を合わせることも、プロサッカーのシステムにおける可能性と必要に応じた変化について意見交換をする、絶好の機会となることでしょう。」と、言葉を続けた。
 


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