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2020年05月18日

インタビュー:レヴィアダービーの主審デニス・アイテキン

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 高い注目の中へと置かれることには慣れているデニス・アイテキン審判員にとっても、土曜日にドルトムントにて行われたレヴィアダービーでの職務については、特に無観客試合という観点から「特別な挑戦だった」ことを明かした。

…コロナ危機の間は主審は当日到着が義務付けられています:「私が住むところからドルトムントまでは430km。この距離を考えると非常に厳しいものがあります。そのため金曜の夜10時には、近くの宿に到着していました。それも問題ではありません。私を除き、実質上ほかの宿泊客はいなかったので」

…ブンデス初となった3月の無観客試合でも主審を務めました:「これまでの間で様々な事があり、コロナ危機に対する皆の意識は非常に高まっています。まず何より我々審判員にとっては、再びピッチに立てるということは喜びであり、感謝を感じるものです。それと同時に大きな責任も感じます。ブンデスリーガは世界のメジャーなリーグの先陣を切り再スタートしました。そのため高い注目を集めていますし、衛生面においていかに対応されているかという部分についても、そうですね」

…その結果?:「そこで当然ながら、できうる限り全てのことに対応していきたい。そのため我々審判員の職場内における雰囲気も、前回の試合とはまったく異なるものでした。例えば接触であったり、距離のとりかたなど。ただ両クラブの関係者は模範的な振る舞いをみせており、それはピッチ上の選手のみならず、周囲の人々すべてに言えたことだと思います」

…ドイツ最大のダービーにおいては、外圧のない無観客の方がやりやすかったという事に?:「そういうことはありません。私が言うのも何なのですが、違う意味でやりがいを感じていました。確かにピッチ上では観客がいたならば慌ただしくなるような場面もありましたが、全体的には試合の緊張感が下がるようなことはなかったと思います。我々にとっても長い間の中断期間を経て、再び自らのリズムを見出す必要がありましたし、90分間集中し続けるという課題に直面していました。そういった部分では、周囲からの後押しが入る方が良いでしょうが、ただ我々もこのことについては慣れていくとは思いますね」
 


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