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2020年05月26日

ドイツ頂上決戦『ドルトムントvsバイエルン』を前に知っておきたいコト

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 本日火曜夜(日本時間25時半)からいよいよキックオフとなる、ドイツ頂上決戦『ボルシア・ドルトムントvsバイエルン・ミュンヘン』。通算102試合目となる今回の伝統の一戦には、リーグ優勝への希望をつなぎたいドルトムントと、直接対決を制して8連覇へ大きく前進したいバイエルンとの思惑も交錯、注目度がより増した対決だ。だが観戦の前に改めて、この試合がさらに面白くなる注目ポイントをご紹介していこう。

 ここのところの両者の直接対決を振り返った場合、前回の4−0での大勝を含めて、バイエルンは2017年以降に行われた6試合中、実に5試合で3得点以上をマーク。得失点は24:5で、平均得点はなんと4を記録。ただ今回試合が開催されるドルトムントでの試合となると、実はドルトムントは最近4試合で2勝1敗。得失点は5:5という結果になっている。

 ドルトムントが誇るホームでの強さは、今シーズンを通じて顕著にみられているものであり、ここまでホームで挙げた勝ち点数33は、バイエルンを抑えてブンデスリーガ内で最多(得失19:1)。さらにルシアン・ファヴレ監督就任からのホーム戦30試合での敗戦は、わずかに1のみだ。ただ本拠地シグナル・イドゥナの牙城には今回、無観客試合のために8万人収容のその圧倒的なファンからの後押しを受けることは叶わない。

 またドルトムントへ初めて乗り込むフリック監督は、前回のファヴレ監督との初対決で4−0と大勝。さらにバイエルンは今季はここまで、アウェイ戦で勝ち点29とドルトムントとは逆に敵地においてブンデスリーガ内で最多をマーク中。特にバイエルンはフリック監督就任から好調な戦いを維持しているところであり(最近公式戦17試合で16勝)、一方でドルトムントも最近6試合で得失点15:1と守備力に安定感が戻っていることからも、まさに勢いに乗るチーム同士の対決だと言えるだろう。

 そんな両チームに共通しているポイントは、そのオフェンス力だ。パス成功率はリーガ最高のバイエルン(87.2%)に対してドルトムント(86.5%)の選手たちも決して引けをとらない。ドリブル数もバイエルンの696に対して、ドルトムントは673を記録しているところであり、総得点数はブンデス史上最多ペースで量産するバイエルン(80)に対して、ドルトムントも74得点をマーク中。特に今冬加入のハーランドが後半戦で10得点を大活躍をみせており、古巣をお得意様(16得点)とする得点王レヴァンドフスキとの対決、さらにサンチョとミュラーによるアシスト対決(共に17)もまた、この試合の大きな見所の1つだ。

ドルトムントの先発予想:ビュルキ – ピシュチェク, フメルス, アカンジ – ハキミ, ジャン, ダフード, ゲレイロ – T.アザール, ブラント – ハーランド

バイエルンの先発予想:ノイアー – パヴァール, ボアテング, アラバ, デイヴィース – キミヒ – ゴレツカ – コマン, T.ミュラー, ニャブリ – レヴァンドフスキ
 


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