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2020年05月28日

2部最降格の足音近づくも、最下位パダーボルン「諦めない」

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 昇格組としてブンデスリーガでのシーズンを迎えている、SCパダーボルン。だがその時間が、わずか1年で終わりを迎える日まで、いまは刻々とただ近づいて行っているのみだ。水曜に行われたFCアウグスブルクとの下位決戦では、再びパダーボルンは得点チャンスをつかみながらもゴールネットを揺らすまでには至らず、そして入れ替え戦となる16位デュッセルドルフがシャルケを相手に勝利を収めたことで、事態はより深刻化している。

 この日にシーズン通算15枚目となる警告を受け、ブンデス記録にあと1つにまで迫ったクラウス・ジャスラは、「できるだけ受けないようにしようとは思っているんだけど」と前置きしつつ、試合自体については「今回は残留を目指していく上で、かなり大きなポイントだった。これからは難しくなってしまうね」と吐露。ストレリ・マンバも「0−0という結果では、結局僕たちにとっては何の役にも立たない」と、肩を落とした。ただ数字ての上でみれば、まだパダーボルンには逆転残留の可能性は残されている。

 だからこそ試合終盤となって特に、バウムガルト監督は決して諦めることなく檄を飛ばしていたのであり、「我々は奇跡にかける必要などない。ただ我々は一丸となって戦わなくてはならない。過去3試合で勝ち点3しか取れていないのであれば不十分だ。だがまだ残り勝ち点18を獲得する可能性は残されてはいる。数学的可能性が残されている限り、決して諦めはしない」と、前向きに語った。
 


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