2020年06月01日
ブンデスリーガでも、黒人男性死亡事件に対して抗議
ボルシアパークにてマルクス・テュラムが得点直後に見せたこの姿は、まさにブンデスリーガ第29節を象徴するものだ。この日2−0とするゴールをウニオン・ベルリン戦にて決めたフランス人FWは、ペナルティエリア内にてひざまずき、そして頭を下げた。「彼は正しい判断をした、私はそう思っている」と語った、グラードバッハのマルコ・ローゼ監督。「彼は人種差別に反対する、模範的な行動を示したのだ」と、言葉を続けた。「当然ながら、我々は全面的に彼を支持している」
これは2016年に人種差別などの不正を訴えるため、試合前に行われた国歌演奏の際に膝をつき抗議を行った、元NFLのコリン・キャパニックが見せた姿勢であり、この行動は米国中で大きな議論を巻き起こすことにもなった。そして現在そのアメリカでは、ミネアポリスにてアフリカ系アメリカ人、ジョージ・フロイドさんが非武装状態だったにもかかわらず警察によって押さえつけを受け死亡するという、残忍な事件が起こり激しいデモ活動が展開されているところ。
「誰もがこの件に関し、彼と想いを1つにし、共感していることと信じる。」とスカイに対して語ったローゼ監督は、「確かに競技中に政治的なメッセージを配信することは許されないことだ。しかし私は正直に認める、私は彼ら選手たちと共に同じ考えであると」と強調。「公然と人種差別に反対するのであれば許されるのではないか」そしてグラードバッハ公式Twitterでは、その写真と共に「言葉は要らない」とのメッセージが添えられた。
なお土曜日に行われた試合でも、シャルケの米国代表MFウェストン・マッケニーが、ブレーメンとのホーム戦にて「ジョージのために正義を」と書かれた喪章を身に付けてプレーしており、さらに日曜日に行われたドルトムントvsパダーボルン戦では、ハットトリックのジェイドン・サンチョとダメ押し弾を決めたアクラフ・ハキミが、共にインナーへ「ジョージのために正義を」とのメッセージを記し、ゴール直後にアピールを展開。そのためサンチョはイエローカードを受ける結果となっている。
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