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2020年06月07日

バイエルン・ミュンヘン「人種差別にレッドカード」をアピール

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 アメリカにて発生した、警察によるジョージ・フロイド氏殺害事件に対して、人種差別に対する抗議の波が世界中で巻き起こる中、トップアスリートたちもその例外に盛れることなく、同様にバイエルン・ミュンヘンでも今週末に、所属する全てのクラブにおいて人種差別に対するメッセージを送っている。

 バイエルンが発表したところによれば、土曜午後から行われたブンデスリーガでの試合、そしてその日の夜に行われるバスケットボールの試合、さらに翌日曜に行われる女子サッカーの試合においても、ウォーミングアップの際に「人種差別にレッドカード」と書かれたTシャツを着用する。

 これによりバイエルンとしては、人種差別との戦いの中で、さらなる寛容性、尊厳、人間性を求めていくことをアピールしており、さらに「Black Lives Matter」への支援を示した喪章も身に着けるとのこと。バイエルンのハイナー会長は「人種差別、憎悪、不正、暴力のない世界を目指すものだ」と、理由につちいて説明した。


 さらにその後に行われた夕方開催のボルシア・ドルトムントvsヘルタ・ベルリン戦においては、試合開始前に出場22選手全員がセンターサークルの前でひざまづき、ピッチ脇のベンチ選手、コーチ、スタッフらも含めてしばらくの間黙祷を捧げている。

 これは2016年に人種差別などの不正を訴えるため、試合前に行われた国歌演奏の際に膝をつき抗議を行った、元NFLのコリン・キャパニックが見せた姿勢であり、この行動は米国中で大きな議論を巻き起こすことにもなったが、この日はデュッセルドルフの米国人MFアルフレッド・モラレスも、後半66分に投入される際に同様の姿勢を示しいてた。
 


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