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2020年07月03日

ドイツ杯決勝開催、2025年まで引き続き首都ベルリン

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 1935年から始まったドイツ杯。当時はチャマー杯と呼ばれていたが、これまでの間で世代を超え、いつしかファンたちの合言葉となったのが、「ベルリン、ベルリン、我らはベルリンへ行く!」とチャントだ。1985年よりドイツ杯決勝はドイツの首都ベルリンの五輪スタジアムにて開催されており、これまで35年に渡る歴史も今季をもって契約が満了するところだったのだが、金曜日にドイツサッカー連盟はさらに2025年まで延長したことを発表している。

 これまでドイツ杯決勝については、特にミュンヘン市など、他の会場にて行われる可能性についても指摘されていたのだが、しかしながらドイツサッカー連盟フリードリヒ・クルティウス事務局長は「決勝開催地変更は、まったく考えにはなかった」と強調し、「この決勝戦は私にとって魔法のようなひとときであり、”ベルリン、ベルリン、我らはベルリンへ行く!”はトレードマークにもなっているんだ」と説明。フリッツ・ケラー会長も「この街から素晴らしいもてなしを受けることでき、非常に喜ばしく思っている。」と述べ、今回はコロナ危機の無観客開催となるが、来年再び「満員御礼のスタジアムでの決勝開催」を願っているところだ。


 特に7万5000人分のチケット代がフイになってしまったばかりではなく、メディアや広告パートナーと合意済みのサービスがそのまま提供されることになるかについては、ドイツサッカー連盟財務担当オスナブリュッゲ氏によれば「まだ交渉中だ」という。その具体的な金額などについて明かされることはないが、ただ今回のドイツ杯開催の財務状況については決算報告書を目にすれば一目瞭然である。そのため今回の決勝参加の2クラブについては、本来得られるはずだった報奨金よりも少ない金額に落ち着くことは覚悟しなくてはならないだろう。
 


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