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2020年07月13日

ライプツィヒらと異なり、観客の動員へ慎重な姿勢のマインツ

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 金曜日にドイツサッカーリーグ機構では、どの時期に、どの程度の観衆を再び動員すべきか、それは現地のコンセプトによるものとの発表を行った。すでに1.FCウニオン・ベルリンでは、観客全員のコロナ検査を実施することを模索しており、またライプツィヒでは9月なかば過ぎより、スタジアムの半数程度を修養するアイデアが浮上。しかしながら1.FSVマインツ05においては、あくまで慎重な姿勢が貫かれている。

 その理由について、マインツは「もちろん、ファンの皆様には1日も早く、スタジアムに戻ってきていただければとは思っています。ただ現状におけるリーグ全体、そしてパンデミックの状況下にあっては、観客を動員した試合の開催に向けた詳細なプランを立てることは困難です。ドイツサッカーリーグ機構では現在、この件についてガイドラインを作成しているところであり、近日中には届けられることでしょう。それに基づき、我々としては自分たちのコンセプトを開発し、現地当局との調整を行っていくことになります」と、kickerに対して説明した。

 なおドイツサッカーリーグ機構では、連邦保険省との協議を行った結果「最善の感染防止対策基準を、一貫して守り続けていくということが、サッカーにおいて観客を動員した試合開催の根本的な前提条件となる」と発表しており、そのため各クラブによって作成されるコンセプトは、例えばスタジアムにおけるインフラや交通集団などの要件に適合する必要があり、また適用される規制内容や状況、観客動員数、クラブ同士による協力、さらに現地の感染状況なども考慮した上での判断が求められることになる。

 
 ファンの間では様々な意見が挙がっているところであり、基本的には再びスタジアムで観戦したいという機運の方が高まりを見せているところではあるのだが、ただファンクラブやウルトラといった組織については部分的観客の動員、もしくはソーシャルディスタンスへ疑問の声を挙げており、それは連帯、情熱、自由といったファンカルチャーに相反するものと主張。またフランンクフルトでマネージャーを務めるボビッチ氏も、観客動員については「100か0」との見方を示しており、「8000〜1万人だけを導入することは想像できないね」と語った。「もちろん全くないよりはマシだろうが、ただそこにどれほどの意味があるのだろうね」
 


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