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2020年09月16日

ブンデス開幕直前:この夏の準備期間のウィナーたち

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 激動のコロナ危機の中で行われた、2020年の夏季準備期間もすでに過去のものとなった。週末にブンデスリーガ開幕戦を迎えるにあたり、全18クラブの中でそれぞれ最もアプールに成功した選手は誰か?そのウィナーたちを、改めて振り返っていこう。

【アルメニア・ビーレフェルト】ヨメイン・コンスブルッフ
 2002年生まれのティーンエイジャーは、CMFなど中盤を主戦場とし、今夏の準備期間において活躍を披露。ブンデスリーガ昇格を果たしたチームにあって、開幕戦から先発の座を確保し新たなシーズンへと臨むことになりそうだ。

【VfBシュトゥットガルト】ヴァルデマール・アントン
 今夏に移籍金400万ユーロを投じて、ブンデス2部ハノーファーから獲得した、念願の右利きのCBヴァルデマール・アントン。そして元ドイツユース代表は3バックの一角として、即座にシュトゥットガルトの守備の要へと飛躍してみせている。

【ヴェルダー・ブレーメン】ジョシュ・サージェント
 2000年生まれのUSボーイ、ジョシュ・サージェントは指揮官のどのシステムにおいても、前線にて起用され続けており、若き米国代表FWは先日のドイツ杯初戦でも、貴重な先制ゴールを挙げる活躍をみせている。

【FCアウグスブルク】ミヒャエル・グレゴリッチュ
 昨冬には苛立ちを募らせ、シャルケへとレンタル移籍していたミヒャエル・グレゴリッチュ。その間に指揮官はシュミット氏からヘアリヒ氏へと変わっており、オーストリア代表MFは今夏に復帰して以降、再び先発候補の一角にまで再浮上を遂げている。

【1.FCケルン】ヨナス・ヘクター
 新シーズンに向けても引き続き、主将としてチームを牽引していくことになるヨナス・ヘクター。若手の台頭著しいチーム内にあって、30才のベテランDFは更なる成長への意欲的な姿を示している。

【1.FSVマインツ05】イサー・アバス
 ユトレヒトでの武者修行を経て、今夏よりマインツへと復帰したイサー・アバス。そして21才のガーナ出身FWは、先日行われたドイツ杯初戦でさっそく先発入りも果たしており、そこでは精彩を欠いたものの、今季はトップチームでの出場機会が期待できそうだ。

【FCシャルケ04】ラルフ・フェアマン
 苦しい1年間を経て、レンタルから復帰したラルフ・フェアマンは安定したパフォーマンスを披露。さらにライバルのマルクス・シューベルトが病気や隔離などによる長期離脱もあって、再び先発GKとしてブンデスリーガでの新シーズンを迎えることになった。

【1.FCウニオン・ベルリン】セドリック・トイヒェルト
 当初セドリック・トイヒェルトはむしろ、FWにおける定位置争いのアウトサイダーとしてみられていたものの、ライバルたちの負傷離脱なども影響して、この夏の準備期間で非常に多くの出場機会を得る結果となった。

【ヘルタ・ベルリン】ペーター・ペカリク
 チームにとって頼れる兄貴分、経験豊富なペーター・ペカリクは、新戦力のゼーファイクとの定位置争いにおいて、4バックの右SBの座はひとまず守り切った格好。

【アイントラハト・フランクフルト】バス・ドスト
 ようやく負傷から解放されたオランダの巨人は、今夏の準備期間の全てに参加を果たしており、久々に良い状態を手にすることができたようだ。ドイツ杯初戦では1860相手に早速得点するなど、シルバとの2トップを確実なものとしている。

【SCフライブルク】ヤニク・カイテル
 フライブルクにて育成された20才の若武者は、おそらく今シーズンの開幕戦から先発の一角として、フランツやコッホらが去ったフライブルクのボランチで、出場を果たすことになるだろう。ドイツU21初招集も納得の成長ぶりだ。

【VfLヴォルフスブルク】ジョシュア・ギラボギ
 特に激しい定位置争いが繰り広げられているヴォルフスブルクの中盤から、主将ギラボギは4バックへとスライド。開幕戦こそ出場停止となってしまったが、今は守備の要としてその存在感を示している。

【TSGホッフェンハイム】デニス・ガイガー
 ユリアン・ナーゲルスマン前監督の下で輝きを解き放ったティーンエイジャーも、その後は負傷に泣かされ辛い日々を過ごしてきた。だがようやくそれを乗り越え、再びリズムを掴み始めてきた若きボランチは、CMFの定位置の座を確保することに成功したようだ。
 
【バイヤー・レヴァークーゼン】フロリアン・ヴィルツ
 カイ・ハヴェルツが残した穴埋めは、17才の双肩にかけられることになるのか?ボシュ監督はテストマッチでも、そしてドイツ杯初戦でも一貫して先発起用しており、そこでヴィルツもまた期待に応える活躍を披露している。

【ボルシア・メンヒェグラードバッハ】パトリック・ヘルマン
 激しい攻撃陣の定位置争いの中で、ヘルマンはバックアップ候補と目されていたいたが、しかし順調な準備期間を過ごしたことにより立場は改善、さらに先日のドイツ杯初戦では2ゴールを決めるなど、先発争いに名乗りを挙げた。

【RBライプツィヒ】ファン・ヒチャン
 今夏に加入した韓国人FWは、当初は筋肉系の問題を抱えていたものの、新天地での最初の公式戦ドイツ杯初戦では、ニュルンベルクを相手に1得点1アシストをマーク。ブンデス開幕戦に向けた良いアピールをみせている。

【ボルシア・ドルトムント】ジュード・ベリングハム
 17才の若武者は、新天地で迎えた今夏の準備期間において、非常に好印象を与えており、最初の公式戦となった先日のドイツ杯初戦から先発出場。クラブ最年少得点記録も樹立した。おそらくこのままブンデス開幕戦でも中盤を任されることになるだろう。

【バイエルン・ミュンヘン】ニクラス・ズーレ
 先月に行われたCL決勝トーナメントでも、ボアテングの負傷離脱を即座にカバーするなど、長期離脱からの復調を示していた同選手はCL制覇に貢献。その後ドイツ代表でも実戦経験を重ねるなど、新シーズンでの巻き返しに向けた準備は整った。
 


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