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2020年09月25日

観客に暴行したライストナー、DFBは減罰の判断

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 ブンデス2部ハンブルガーSVと、トニ・ライストナーがドイツサッカー連盟に対して、5試合の出場停止処分を不服とし異議申し立てを行っていた問題で、同連盟スポーツ裁判所は減罰とすることを判断。リーグ戦2試合、国内カップ戦2試合の出場停止処分としており、そのため10月4日に行われるアウエ戦から復帰できることとなった。

 ただしドイツ杯ではすでに敗退しているために、もしも来年のドイツ杯初戦でも敗退することがあれば、さらに翌年にまで処分は持ち越されることになる。ちなみに8000ユーロの罰金処分も、今回の異議申し立てを受けて6000ユーロにまで減額された。

 今回の判断の理由について、同裁判所では「通常は選手による観客への暴行は厳罰に処されるものだ。ただ今回のケースでは、これまでに同選手がスポーツ裁判所に立つことがなかったこと、そして明らかな挑発を受けたことなど、複数の要素を加味しての判断。ただ処分には今後の抑止力となる意味合いもあるため、これ以上の減罰の余地はない」と説明している。

 ドイツ杯初戦ドレスデン戦での敗戦後、試合後にインタビューに応じる用意をしていたハンブルガーSVのトニ・ライストナーだったが、そのドレスデンの観客席から明らかな侮辱が行われており、そこに飛び込んだライストナーは観客を地面に押しつけ、他のファンやスタッフが仲介入る様子が携帯電話などで撮影されていた。

 それから再びピッチに戻りインタビューで「家族を侮辱するようなことは許さない」と怒りをあらわにしていたものの、その後に自身のSNSにて「今後2度とあのようなことはしないと誓う」謝罪。該当のファンとも電話で話し「彼も自分の過ちに気づいていた」「彼の謝罪を受け入れる」と和解したことを明かしている。「これはもう過去のものとなった」
 


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