2020年11月11日
PK多すぎ?フメルスも反応。11月にはIFABで協議へ
おそらくサッカーが接触競技であるということを、否定できる人はどこにもいないだろう。逆に相手にまったく接触することなく対人戦へと臨む、ということはあまりに非現実的にみえ、実際にそうともいえる。だがボックス内におけるプレーとなると、話は別だ。ファウルで、ペナルティキック?接触があったから?そりゃあね。
しかしそれは上記を踏まえれば、いかにナンセンスな表現であるかを理解することができる。つまりは全てのファウルは、確かに接触がありきのものではあっても、接触がイコールでファウルになるというものではない。だがここまで開幕から7試合が経過し、すでに30ものペナルティキックが与えられている現状を踏まえると、VAR含む審判員たちはこのことを同一視しているように思えてならない。
また11月に開催される国際サッカー協会理事会において、UEFAのチェフェリン会長はFIFAのインファンティーノ会長に対して、旧来のハンドのルールへと復帰の可能性について、今回の議題に盛り込むように求めており、ペナルティキックに関する議論がさらにヒートアップする可能性は十分にあるだろう。
月曜発売のkicker誌では、そんなペナルティキックに関する特集記事を掲載したのだが、これに元ドイツ代表マッツ・フメルスが反応。自身のツイッターにて「選手の立場から1つだけ。確かに笛が吹かれる場面は多く見受けられるね。ハンドでも(接触による)ファウルについても」と投稿。
事実週末に行われたブンデスリーガ第7節において、開催された全9試合のうちドルトムントで開催されたドイツ頂上決戦のみが、PKを与えられない試合となった。ちなみにドルトムントはあまりPKの恩恵を受けてはおらず、開幕戦でこそ手にしたものの、続く第2戦やシャルケとのダービーにおいても、PKとなってもおかしくないプレーで判断が見送られている。
その一方でスペインでは歴史的なペナルティ・キックの数字が週末に伝えられた。レアル・マドリードが3度ものペナルティキックを決められ、バレンシアに1−4で敗戦を喫したのである。ちなみに118年の歴史の中で、3度以上のPK自体はじめてであり、ラ・リーガでは10回しか与えていない。
なおこの日に3つのPKを決めることになるソレールは、最初のPKの場面でクルトワに止められるも動き出しが早すぎたとして再キック。今度もクルトワの腕が迫ったものの力強いシュートはネットを揺らし、その後の2度のキックにもクルトワの読みは当たっていたのだがソレールに軍配。そのメンタル力もさることながら、クルトワの読みが全て当たっていたことも含め、非常に奇妙なPKによる試合の1つとなった。
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