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2021年02月17日

ブンデス1部2部36クラブ、木曜に臨時総会を開催

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 今週木曜日にブンデス1部2部36クラブは、バーチャル形式にて臨時総会を開くことになるのだが、しかしながらこれは緊急招集という形によるものではない。コロナ危機によりリーグ戦が中断された際に、ライセンス関連について延期することを大多数のクラブが合意。ただライセンス付与に向けて特に大きな影響を受けることはなく、どのクラブも経済状況に関係なくライセンスを受け取ることが可能だ。

 なおブンデス2部は7月23日より、ブンデス1部は8月13日より、それぞれに開幕を迎えることになるのだが、ここのところは多くのクラブがライセンスについて、議論の再開をもとめているところ。特に現在では無観客による観客収入の不足、スポンサーシップ、マーケティング、その他のイベントからの収入の不足などにより、負債が増加しているクラブが多く、そのため財務パフォーマンスの見直しが迫られているとの判断からだ。

 また試合運営中断期間中には、テレビ放映権料の支払いが暫定的に停止されたことにより、ブンデス1部4クラブを含む13クラブが支払不能の危機へと瀕しており、来季に向けて結ばれた新たなテレビ契約では、現行よりも少ない金額がクラブへともたらされ、今後4年間では平均11億ユーロ。そのため多くのクラブの財務状況が危惧されている。

 しかしこのコロナ危機で犠牲になるクラブを生み出してはいけない。だからこそこの春には全てのクラブへと、来季のライセンスが与えられることになるのだ。ただし早ければ今年の秋にも、財務的に厳しいと判断されたクラブに関しては一定の条件をクリアしなくてはならず、ネガティブ・エクイティの増加は許されず、これに違反した場合は勝ち点没収など厳しい処分を受ける可能性がある。こういった措置を講じている背景には、不釣り合いな金額を投じての選手獲得や、契約延長に歯止めをかけていくという意図も含まれる。
 


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