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2021年02月26日

「ネットいじめは犯罪」クロースら著名選手たちが立ち上がる

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 トニ・クロース、ダヨ・ウパメカノ、ニクラス・ズーレ、ルカ・ヴァルトシュミットら、著名なサッカー選手たちも、ネットいじめを実際に受けた経験をもつ。憎まれ口を叩かれ、時には命を脅かすような言葉もみられており、そのため「憎悪に対する団結」をモットーに、ネットいじめへの注意の喚起と、そして自らを守ることを訴えた。

 発起人である、コンサルティング会社 “Sports360 „のフォルカー・シュトルート氏は、「ネットいじめは今日の我々の社会において、深刻な問題となっています。そこに貧乏か金持ちか、老若男女とわず、どのような人たちも被ってしまう可能性があります」とコメント。

 「私のクライアント自身も侮辱されたり、脅迫されたりしており、プロフィールを削除すれば今度は家族が煽り屋によって狙われていく。命を脅かすものだって少なくなく、また憎しみに国境はありません。そこで我々は行動に打って出ることにしました。選手たちの知名度を利用して拡散させ、社会全体の注目を集めていければと思っています。」

 そして数多くの選手たちが2分弱の動画をSNSにて投稿、そこでコメントを読み上げている。「コロナ危機によってこの問題は悪化しました」とシュトルート氏。ただ重要なことは「ネット上であっても」刑法は適用され、ネット上で憎悪を煽ることは「単なるガキの悪戯」では済まされないということ。これらはこれまで見過ごされてきた立派な犯罪行為であり、「彼らはその先にいる、実際の人間のことがまるで頭に入っていないようですね」と言葉を続けた。
 


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